7月24日は芥川龍之介の忌日「河童忌」でありますカッパ本

本日の天気予報は「曇りのち雨」とか…雲下駄傘

雲が空を覆う前に「柴犬点うに」の散歩を済ませようと、今朝は町を流れる境川へと出掛けて来ました柴犬

 

うには川面に河童でも見付けたのでしょうか河童の川流れ

「うに、うにうに…」いくら名前を呼んでも、一点を見詰め瞬きもしません柴犬 大人

芥川龍之介が服毒自殺をした日も雨、それも土砂降りだったと室生犀星の随筆で読んだ記憶がありますお線香雨

「うに、河童を見ちゃいけないよカッパ川に引きずり込まれちゃうからね∑!!女の子4

「ふ~ん…でも、ばばといるから大丈夫ハート柴犬 大人

「なんだっそりゃぁムカっ女の子4

37歳でこの世が厭になり、睡眠薬を飲んだ芥川龍之介…

それから更に20年もの長い時を生きておりますと、ふ~っと吐くため息に龍之介と重なる思いが…ないとは、言い切れぬところがあります本

 

ポツポツとうにの頭にも雨粒が落ちて来たようですが、この雨はまだまだ本降りにはならないでしょうしずく

少し、急ぎ足で帰り付くころには、もう上がっていましただるまさんが

途中、空を見上げるとてん無花果が大きな枝を塀の外にまで伸ばしていました枝

「落ちて来ないかなぁ~この口にdown女の子4

私の好物の中でも、ベスト5に入るほど好きな果物に無花果がありますイチジク

中学生だったか…(汗)国語の読み仮名を付けるテストに、この「無花果」が出たことがありまして、授業で習っているはずなんですが、初めて見る漢字だと感じました笑

「無花果」の葉っぱと果実は「イチジク」と分かりますが、こんな字を当てての名前だとは、親も教えてくれませんでしたヤレヤレ・・・

イチジクの汁をイボに塗ると治ると言われ、私の左ほっぺにあった小さなイボに母親は真剣な面持ちで、私の首根っこを押さえ、牛乳のように滴る白い汁を塗りたくっていたのを覚えていますイチジク(中身)

「あれから…40年、いやいや50年」綾小路きみまろ

おかげさまで、イボはなくなったのですが・・・それは17歳の時に後ろから車に投げ飛ばされ、左顔面をアスファルトで擦ったがために、取れたと言った方が正しいかと思います救急車sao☆

 

さて、その「無花果」という漢字と「イチジク」がまったく繋がりませんで、私はどんなに考えても分らず困ってしまい、堂々と隣の子の答えを見ました目

「いいかい?こそこそと人を見るんじゃないよムカっ堂々と目を見て話すもんだ」誰

母親の言い付けをこれほどまでに、守る子はいないと思いますが、勘違いとは得てしてこういったもんですこ

「むばなか」…私はちゃんと書き取ったつもりが「むなばか」になっていたかも知れませんが、大きな×点が連なっている答案用紙が返ってきましたテストロンパリ

みんな、隣の子が間違ったせいです蹴り

芥川龍之介は、私と同じ江東区の尋常小学校へ通い、最終的に辿り着いたのが東京帝国大学英文科ってんですから、ハナから出来が違うよねぇぽつん

無花果を見上げて、ロクでもないことを思い出してしまいましたsei

同じ無花果なんですが、緑色の無花果…これで完熟していまして皮ごと食べられます全身たいつw

千葉県・香取市の農家の人が栽培を始めたそうですが、これは美味しいのひと言でありましたakn

「キング」と名付けられ、出回る期間が短い希少な無花果だそうです7月

 

無花果を使った加工品も私の大の好物ですイチジク(中身)

干し無花果を洋酒でじっくりと戻し、杏子やプルーンと一緒に盛り付けたパウンドケーキもふた口で食べ終わってしまうほどです満腹

芥川龍之介が俳句を学んだのは、正岡子規の弟子・高浜虚子と言われておりますが、子規は果物が大好きで、その中でも無花果には目がなかったそうですイチジク

この緑色の完熟・無花果「キング」。。。子規が口にしたら、何んと言うでしょうか俳句

   

無花果や八百屋の裏にまだ青し』

(いちじくややおやのうらにまだあおし)

正岡子規