今朝…目を覚ました家人が、開口いち番・こう言いました
「喉が痛い
唾を呑みこむと、ノドチンコが痛い
」
「朝っぱらから、ノドチンコが痛いだって
まぁ～よく言うわ
」
広すぎるおでこに手を当てましたら、熱はないようですので、すぐにうがいをさせました
のんびりと様子を見ていたら、病院が年末年始の休暇に入ってしまいます
私たちの歳になりますと、風邪は万病の元となってしまい兼ねません
とにかく…ひどくならないうちにお医者に診てもらうのが一番だと思い、近くの病院に行くことにしました
八幡さまの境内を横切って行きますと
小町にある保育園の子どもたちが、解き放たれ…犬じゃないんですが…鳩を追っかけたり、体操をしたりと実に楽しそうに、そしてのびのびと遊んでいます
「俺にも、あんな時があったんだろうか
」
「あったんだろうか…って、聞かれてもねぇ」
「たぶん…あったんだろうなぁ
」
「いきなり…こうは、ならないからね
」
みんな
無邪気ないい顔をしています
八幡さま境内にある「源平池」に、ようやく水が張られ
小魚や水鳥が戻って来ました
じっと石垣に潜んでいたサワガニやカワニナなども、ヒタヒタと満ちてくる池の水に、ホッとしていると思います
さっそく
アオサギが丸橋の下で、何やら…狙いを定めております
「もし、アオヤギさん！」って、アオサギさんでした
「アオヤギさん」って友だちがいるもんですから、つい…
「ギブ・ミー・ア・チャンス」
「もし、アオサギさん！何を獲ろうと狙ってんですかぁ～」
「
おばさんって、どうしてこう、声が大きいんだろう…
ちょっと、静かにしてもらえませんかね
カニが石の中に引っ込んじゃったら、朝ごはんナシになっちゃうだろがっ
」
「ハァ…どうも、すみません」
アオサギに謝ってるおばさんってのも、そうそういないと思います
年末年始の薬をもらう患者さんで、待合室は結構混んでいました
まずは問診票と、熱を計るよう体温計を渡されました
「熱はこっちで計って…問診票はこっちで書いてね
」
紛らわしいもんですから、家人…迷ってしまいました
熱が出て来たのかもしれません
平熱の３５度７分でしたので、ひとまず安心
家人が診察して頂いているうちに、読みかけの本、大沢在昌・著「獣眼（じゅうがん）」を読んで待つことに…
「イッキ読み確実・大沢ハードボイルドの王道！」と帯に書いてあるとおり、大半が会話で進んでいくので、イッキ読みはできます
ボディガード・キリ・ニューヒーロー誕生とありますが、今回、ガードする１７歳の少女は、特殊能力「心眼」を持っているという話があまりに現実離れしていますので、「ははぁ～」と言った感じでした
やっぱり、ありまっちゃんは「新宿鮫」だよねぇと、つくづく思った１冊でしたん
家人の診断結果は、そのものズバリ
「喉の痛み」とのこと
少し赤く腫れてはいるらしいのですが、風邪特有の熱や咳、関節の痛みなどがないので、この診断が出たと思います
処方された薬は…何んとトローチ
「懐かしいねぇ
こんなのなめるの、久しぶりだ」
とにかく、ひどくならないよう、大事にして下さいよ
子どものころ、このトローチを笛の代わりにして、ピーピー音を出して遊んだものです
「薬で遊ぶんじゃないっ」と母親に後頭部をはたかれ、その拍子にペッと足元に落としてしまい、「あぁ～
」
「洗っておいでっ」…昔は落としたものは、洗って食べる…が普通でした
この穴が「お前みたいにボーっとしてるとサ、クッと咽喉に詰まらせるだろ？そしたら、この穴が空気穴になるんだよ」と、母親に聞かされまして、ケチって開けた穴じゃないのだと、感心したものです
今日・１２月２６日は「プロ野球誕生の日・ジャイアンツの日」であります
１９３４年…アメリカのプロ野球との対戦で、大日本野球倶楽部が創立され、後の読売ジャイアンツの基盤となりました
「巨人 大鵬 卵焼き」１９６０年代、子どもが大好きなものを並べた言葉ですが、そのころ女の子であった私は、卵焼きだけは納得…でした
家人のトローチを１個拝借…久しぶりにくちびるに挟みまして音を出してみました
曲目はもちろん
東京読売巨人軍の応援歌「闘魂こめて」です
「おお～ジャイアンツゥジャイアンツ～ゆけゆけ それゆけ巨人軍～」
サビからの低音が上手く吹けませんでしたが、月が明るい夜空に響いたことと思います
