オオカマキリを2匹も飼っておりますと、好物であろうショウリョウバッタやハチなどを、毎日とはいかぬまでも食べさせてやりたいと思うようになるもんですカマキリ

自然界に身を置いておれば、4日も5日も獲物が獲れず空腹を抱えているのは当たり前のことでしょうぐー

庭や裏山の昆虫を獲り尽くし、豚のひき肉をやっておりましたが、どうしたってビタミン不足になりますV

果たして、カマキリにビタミンが必要であるのか・ないのかは?

ライオンやヒョウは、倒した獲物の内臓からかぶり付くといいますライオンヒョウ

そこには新鮮なレバ刺しがあり、ハツや肝もあるわけですから、なるほどと頷けますそうか…。

小町にポツンと残された空き地がありまして、枯草の中にヨロヨロになったバッタがいるやも…しゃがんで探し始めました。

こう寒くなりますと、ムカデやヘビが潜んでいる心配もありませんから、手で枯草を払うことが出来ます。

と・と、虎ですよ!背中に穴が開くような視線を感じます。

「ん?私、なんか、狙われている?」おとめ座

恐々、振り向けば「ぎゃぁ~ビックリ虎?ネコほっホッ青さん家

オオカマキリ「ふくちゃん&王久東」は、今日もビタミン補給はなりませんでした!

八幡さまの境内を朱袴が忙しく行き来しますと、鳩は飛び立つこともなくチョコマカと道を開けていますハト

神楽殿では、巫女さんと宮司さん4人で、たった4人でですよ!シコシコとお正月用の破魔矢24万5千本を手作りしているんです破魔矢

2月の節分の頃から作り始め、約10ヶ月を掛けて1本1本の流れ作業で仕上げるそうですが、叶うならば、こちらも出来たての新鮮な破魔矢を頂きたいものです初詣2

久しぶりの宮部みゆきさんの本『ばんば憑き』を図書館に予約をしましてから、約半年「連絡は、忘れた頃にやってくるはがきえっ

6つの短編集ですが、この短編の並べ方がまた絶妙なんですね本

前に出版された「あんじゅう」の青野利一郎や「ぼんくら」のおでこなど、懐かしい顔ぶれが登場しまして、思わず「元気だったぁ元気」と声を掛けたくなるような存在感ですうわ~

宮部さんはファンタジー、ホラーからSF、現代物まで楽々とこなし、江戸・時代物となりますと、その筆力を思う存分発揮していますペン

この「ばんば憑き」。

「ばんば」とは、強い恨みの念を抱いた亡者のことだそうで、江戸の怪奇譚、怖くも哀しい不思議な物語を描いていますオバケ

 

黄葉が遅かった榎の葉が落ち始め、朝夕の落ち葉掃きも、竹箒を持つ利き腕が痛く、湿布の匂いに咽るほどですほうき

石段の脇に、オオカマキリが静かに身を横たえていました。

じっとオーシャンブルーの葉陰に棲んでいたのでしょう葉っぱ

昨日までは、その姿を見掛けもしませんでした。

小さな庭とは言え、ジャングルのような厳しいこの世界で、翅も脚も最後まで無事に守り、きちんとカマを畳んで息絶えてる…

名もなきカマキリよ、寒さが堪える12月まで、ひとりでよく頑張ったね。

昨日の午後3時半ごろでしたか、鎌倉駅から北鎌倉へと向かう線路脇には、春夏秋冬・季節ごとの花がいつも咲いています線路駅

春はショカッサイから始まり、カンナ、立葵コスモス水仙とそれはそれは見事な咲きっぷりですコスモスコスモスnarcissus.

横須賀線の線路に沿って家が立ち並んでいるのですが、その花の世話をしていてくれたと思われるおばあさんが、ひとり・ひっそりと亡くなっていたそうです。

ずい分と前に、ひと言、ふた言、言葉を交わしたことがあります。

盛りを迎えた花の名前「サツマノギク」という白い菊の名を教えて頂いたと記憶しています。

家人がちょうど、その家の前を通り掛かった時、警察の検視が行われていたようで、近所の人たちが見守っていたとのこと。

「孤独死」と言われるものでしょうか。

哀れんではいけないと思いました。

寿命を全うしたと、その魂を送り出してあげなくてはいけません。

2011年のこの暮れは、見なくてもいい、聞かなくともよかった人の死を、まざまざと見せつけられた、辛い年の瀬となりました。

来年の春には、こぼれた種から芽が出て、季節の花を咲かせることでしょう。

忘れずに、あなたを思い出します祈る