明け方まで雨が降っていたのかしらん雨

滴が溜まった竿竹を拭いていると…八幡さまの方から、結婚式の厳かな雅楽とは違った、軽やかさのある太鼓や笛の音が聞こえてきます洗濯物音譜

「あ~そう言えば」

今日は八幡さまの境内のあっちこっちで『第42回鎌倉郷土芸能大会』が開催されるんでした鳥居新緑

雨天中止のイベントなものですから、 雨が上がって本当によかったです。

太鼓橋前の特等席でお囃子を披露するは、由比ヶ浜の囃子連です。

鶴が羽ばたくマークは飛行機ではありません。

鶴岡八幡さまのお印・鶴でございます。

境内には早くも、七五三の可愛い姿を見ることができます千歳飴

正装の振袖ハートの点(purple)紋付袴にスニーカーというのが、近年の流行りのようでございます七五三プーマ

鶴岡幼稚園の園庭がメインステージになっていまして、そこでは「建長寺鎌倉流御詠歌」の和讃・声明されておりました数珠 お経 仏教 念仏 墓

「鎌倉五山」の名を持つ御詠歌は、第一位・巨福山・建長寺さんから、第五位・稲荷山・浄妙寺さんまでの五つのお寺さんが、それぞれ佇むお姿が歌われております。

今日、家人は友人との別れが待っている小田原に行っています。

東日本大震災が東北を襲った日…宮城県・仙台で津波に遭い、あの日から何ヶ月も見つからずにいた友人が、ようやく奥様の元に帰って来たとの連絡が入ったのは、9月も終わろうというころでした。

奥様は、ご主人の小さな骨箱と共に、娘さんの住む愛知県へと越して行きます。

「ひとつの区切りを付けなきゃね」と、電話で話されていたと言います。

親しかった友人たちは「先へ逝ってしまった友を送ろう会」をやろうじゃないか!                          

被災してからの奥様はたったひとりで、仙台の避難所から避難所へと、ご主人を探して訪ねる毎日だったそうです。

諦め切れぬ気持ちを抱いたまま、小田原の親戚へと身を寄せていた日々…

私たちは、み月、半年と大まかに括ってしまいますが、奥様は226日と日めくりで暮らしたと仰います。

「娘のところに辿り着いたって、これから先を思うと淋しくて、気が付くと泣いているのよねぇ」 

「橙色の灯りが灯っているよ。暖ったかそうだから見てごらん」おじさん 

帰って来た家人に手招きされ、外から我が家を見て見ました。

「ほんとだねぇ。庶民のささやかな幸せの色に見えますねぇ」おとめ座

いち日いち日を丁寧に生きていくことが、私たちの誇りです。

熱いお茶を飲みながら…家人が話してくれました。

「お~い!突然、逝くなよ!だけど、ぐずぐず逝くな!」

乗り換えの駅で、電車の戸が閉まる寸前に、家人の背中に届いた友人の言葉だそうです。

振り返ったホームには、片手を上げ、笑っている友人たちが一列に並んで送ってくれている…思わずジーンときた・そうな。

幼な児のような小さな骨箱に納まった友を、ひとりひとりその両手に包み込み、別れを告げて来たと、語る家人の声はそう遠くはない死を受け入れることができた、穏やかなものでした。

 

昨日・、内海哲也選手が、今季18勝・最多勝のタイトルを獲得したのに合わせ、私の「miemiex」のブログが、900編を迎えることができたこと、本当に嬉しく思います花束

1000編目指し、またコツコツと書いていきたい…新たなる目標ができましたラッキー

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