新潟県は津南町で、すっかり定着した面白いイベントが10月に行なわれました
3人でチームを作り、ひと月掛けて100万歩達成を競うゲームなんです
このゲームに、家人の渓流釣り仲間の「どうもども・奥さん」が、5月に引き続き2回目のチャレンジ
おばさんふたりに、若い男の子と言う何んともお気の毒な組み合わせ「チーム・ハル」&
その津南町の庭に実った『カリン』を送ってくれました
クロネコもびっくりのいい香りがします
「トラックの荷台がすごいいい匂いです野菜って書いてありますけど、何んの野菜ですか?」
「あっこれはカリンだわいい匂いでしょこれ喉にいいんだよ今日はこれひと箱だけかいな」
あれから・懸賞品は止まったまんま…なぁ~んも来ん
クロネコは笑顔が固まったまんま、エンジン音も軽やかに坂を下りて行ったのでありました
箱を開けると、新潟日報の新聞紙に包まれた産毛も初々しい『カリン』がたくさん入っていました
お礼を掛けた電話口の向こうから、「どうもども・奥さん」の100万歩を完歩した喜びが伝わってきます
ひと月・ひとり約40万歩、合計120万歩と立派な成績と思いきや、上には上がいるようで、お勤めをしてない3人で組んだチームは、朝から晩まで歩き続けているそうで、
「とってもサ、敵わんのよぉ~」
嘆いておりました
香りを充分に楽しんでから、ハチミツに漬け込んだエキスで喉を労わり、この美声を守りたいと思います
今日はお天気で気持ちのよい日でしたが、
「これは面白かったよ」
と娘が勧めるひと言で、紅葉が始まった山を背に読書の秋を決め込みました
大人の目には見えない天使と妖精の間に産まれた子が、天使になるテストを受ける話を織り込ませながら、パティシエ・ケーキ職人「小麦」の頑張りを描いた夢溢れるでもちょっと涙が出ちゃう物語
雫井脩介・著『つばさものがたり』
ケーキ屋さんの屋根に天使がいたら、そこは美味しいケーキ屋さんらしいですよ
これまでミステリー作家として、数々の賞を受賞した、雫井脩介の新境地を開いた本と評判だそうです
読み終わったあと甘いケーキが食べたくなってしまう、「しまう」が結局、食べて太って後悔…そんな食欲の秋に相応しい1冊でした
こちらは食べるのも商売のうち…は、羨ましい相撲の世界
大相撲九州場所2日目・打ち止めの大一番
稀勢の里が、横綱・白鳳を寄り切りにした土俵に、みんなの歓声がテレビを通しても聞こえました
東前頭筆頭・稀勢の里・今日もモンゴルの力士・日馬富士に勝って軍配が上がり、又もや歓声
久しぶり…日本人力士の活躍に喝采です
昨日は大銀杏が乱れるほどの気迫を見せた稀勢の里でしたが、今日は髷のハケ先・大銀杏がキリッと乱れることなく立っていました
私は「横綱・千代の富士」のハケ先・大銀杏が気に入っていました
ウルフと呼ばれていた現役時代の千代の富士は、顔が小さく、髪は黒々とヌメッとした艶があり、鬢付け油がテレビからも匂い立ってくるようでした
その鬢付け油の原料にになるのが、このハゼの実から作るロウです
ところが、このハゼはウルシ科ですから、触ったりするとかぶれてしまうため、里山では伐採がすすみ、収穫量が激減…今では化学原材料に変わっているそうです
あのハゼの実から作る鬢付け油は、仄かに甘く、魅き寄せられるような妙な感じになるんです
あれはフェロモンだなぁ~
私も、昔はそれなりに出てはいたんだろうけど…
今はどんなに絞っても1滴も出ませんわぁ
そういえばハゼの花が満開の時は、ハチが群れ飛んで、もの凄い羽音がするんです
それは、まるでフェラーリが発するエンジン音のようです
やっぱりフェロモンはイタリアに限る・かな