久しぶりの晴天
お腹が空いているのかフラフラっと、裏山からキジバトの「モドキ」がやって来ました
人が洗濯物を干している足元で、のんきに羽を伸ばしはじめ、まぁ邪魔なこと
あっち行くと・そこで羽を広げ、こっちに戻ってくれば・そこで羽根を広げ…嫁さんに逃げられたからってサ、何を考えておるんか
「やもめは淋しいのかい」
「まぁねぇ、雨が降ったりするとねぇ」
「どこかに、いい鳩いないの」
「いやぁ~鳩はもうコリゴリ」
「」
3食しっかり食べて山へ帰って行きました
布団も竿に干したしギンナンと唐辛子も陽に当てたし
ここらでひと休み
昨日の新聞にもじっくりと目を通していたら、讀賣新聞家庭欄に「アクリルたわし・手編み」という記事が載っていました
アクリル毛糸の繊維は表面に細い溝があって、この溝が洗剤を使わなくても汚れを擦り落としてくれるそうです
かぎ針で、クルクルときつめに編んでいけばよさそう
30分ほどで編めると書いてありましたので挑戦
編んでいるところを写真に撮って、お目に掛けたかったのですが、何しろ手はふたつしかありません
何んとか努力したのですが、無理でした
これで汚れたお皿を洗うのが、惜しくなってしまいました
淋しい「モドキ」のマフラーでも編んでやろうかなぁ
午後からは、雨で倒れてしまった茗荷の茎を切ることに…ハサミを持ってチョキンと切っていたら、ハナカマキリがトコトコと横切って行くじゃないですか
小指の先っぽに乗る小さなカマキリです
これで大人なんですが、このカマキリには翅がありませんハナカマキリの人生は、地面や石垣などで生息しているので、飛ぶ翅よりも、跳ぶ脚を神様から頂いたのでしょう
それにしても、この鋭利な刃物の先をかすめるように行く度胸の良さ
「鋭角恐怖症」ではなさそうです
茗荷を切り取った地面で、山から落ちてきた天然の「むかご」を拾うことが出来ます
ムカデも相変わらず、枯れ葉の間から出てはきますが、寒さに弱ってきたらしく、だいぶ動きが鈍くなっています
家の周りを這いつくばっていると、結構いろんな物が落ちてくるもんです
いち番驚いたのは、モズが木の梢に刺していったヘビが落ちてきた時です
立ったまま、死んだ振りしちゃいましたからね
大木はドシーンと落ちてくるわ鎌倉石はゴツンと落ちてくるわ
あっヒヨドリもヒヨ~ンと落ちて来たことがありました
映画「マグノリア」のラストシーンで、大量のカエルが空から降って来てましたが、我が家の庭から見ればまだまだ甘い
自然の恵みむかごギンナンのおこわで秋を満喫
今夜月の光りは、零れ落ちてはこないようです