お昼ちょっと前に、ご近所の方が「渋柿」を届けて下さいました
町内の監査役を長年務めて頂いている、とても頼りがいのあるご近所さんです
どうせ、カラスやリスのエサになってしまうんだったら、何んでも食べちゃう「あの・おばさん」にあげちゃおうってんで、庭の柿をもぎ取ってくれたのでしょう
熟したいい色合いの如何にも甘そうな柿に見えますが、どこからどう齧っても立派な渋柿なんです
試しに齧ってみて、口の中が痺れている本人が言ってるんですから、間違いありません
ヘタの部分に35度の焼酎を浸し、密閉をして渋抜きします
7日から10日ほどで渋が抜け、皮にしっかり覆われていても、中身はトロトロになって、スプーンですくって食べます
柿がお好きな方でも、固い柿を好む方、軟らかい柿が好みの方と別れると思います両方、お好き?それは何よりです
私は、柿なますが好きなので、どちらかと言うと固い柿の方が好みです
この渋を抜いたトロトロの柿、お隣の「ちゃんとやれ・じぃちゃん」の奥様の大好物なんです
この渋抜きのやり方を教えてくれたのが奥様です
「ちゃんとやれ・じぃちゃん」は、まだ病院に入院しています
じぃちゃん、もうすっかり秋になっちゃったよ
裏山からは毎日、枯れ葉が落ちてくる…
彼岸花も終わっちゃったし…
巨人は負けちゃうし…
10日経ったら、帰っておいでよぉ~柿、届けておくからね
「なにこれ
」
娘が送ってきた写メールの画像を見て、びっくり
虎の子かいな?不細工とも違うけどなんともなぁ~
「たぬきぃ~」
「柴犬だわよ可愛いでしょ
」
「あ~たよりはね
」
なんでも娘の言うことにゃぁ、柴犬でも「キツネ顔」と「タヌキ顔」がおるんだそうです
これは「タヌキもタヌキの柴犬」らしいですわ
生後1ヶ月のメスだってんですから、これからどうすんですかねぇ
「飼おうかなと思ってんだけど、もし私になんかあったら鎌倉で引き取って、ちゃんと育ててくれる
」
「なんかあったら・って、何があるのよこっちの方が言いたいわよ
こっちになんかあって寝たきりになっちゃってぇ、そっちで引き取ってちゃんと看取ってくれるんだったら、考えてもいいけどサァ
切れた?
」
犬も長生きする時代です
あと10年…自信あるような?ないような?
犬を飼えばの親の老後が付いてくる
さて娘の選択は如何に…
ドングリがポトーンと、屋根に落ちる音がします
じぃちゃんにも聞かせてあげたいなぁ