新潟県魚沼に住む知人から「雪下人参」が送られてきました。

「試しに掘ってみたんだけど思った以上に甘くてサ、これなら大丈夫と思って送ったんだわ。こっちはまだ雪が2メートルは積もってるけど、けっこうあったかい日が続いてサ、雪解けしてるところもあってね、春を感じるわ。まだ2~3回とドカ雪が降るだろうけど、なぁ~に3月になればこっちの気持ちも明るくなるっしょ!もう少しの辛抱だ!」

 威勢の良い声が受話器から聞こえます。

 いつもいつも気遣ってくれて有り難いことと感謝いたします。

 はるか遠く新潟県から東京深川の我が家に届いた人参…つい2~3日前まで雪の下に埋まっていたのだと思うと、知人の心遣いと日本の流通の素晴らしさに感激しちゃいます。

 と・言いましても、わたくし人参が苦手でした食べる時は「これは薬だ」と思いながら咀嚼を(そしゃく)をしております。

 ところが、この魚沼・津南の「雪下人参」だけは生でも頂けるほどの好物でございます。

 ダンボール箱半分の人参を近くに住む幼馴染みにお裾分け…「これはね、なかなか手に入らない雪下人参なんだからね、それを忘れずに残さず食べること!」と恩に着せながら手渡しました。

「うち、パパもあきらも人参は良く食べるから嬉しいな。貴重なモン、ありがとね。それよりあーたは人参、子どものころから苦手だったじゃん。どうやって食べるの?」

「スーパーで売ってる人参はね、苦手なんだけど、雪下人参だったら甘いし人参臭くないから食べられるのよ」

「そうか…その発言って人参を差別してるよね。まぁ~人参の方もあーたには買って欲しくないと思ってるよ」

 せっかくお裾分けしたのに、とんだ話になってしまいました。

     

 半分をピクルスにしたり、人参のシリシリにしたりして無駄なく頂くことに致しましょう。

 ピクルスも簡単にできる保存食であります。

 レモンの酸味を利かしたピクルスでしたらパクパク食べられます。

 人参シリシリはニンニクと鷹の爪を入れて大人の味に仕上げました。

 きんぴらとはまた違った味わいです。

    

 幼馴染みがお裾分けのお礼だと言って渡してくれたのは文明堂のカステラです。

 ちょうど1食分に分けられていて食べやすいふた切れが入っておりました。

 文明道と言えば、子どものころから聞き慣れているCMソングを思い出します。

 『音譜カステラ1番電話は2番3時のおやつは文明堂~音譜

 思わず口ずさんでしまいます…習ったわけでもないのに、子どものころから沁みついているのでしょうねぇ~

 白熊の子ども5匹のぬいぐるみが文明堂豆劇場で踊るコマーシャルは忘れられません。

 まだテレビが白黒の時代から流れていたCMであります。

 人参を食べる前にカステラを頂いてしまいました。

 どちらも頂き物です…ごちそうさまでした。