多度祭 5/5 の見学の道程を振り返ります。
有志チームさんのご報告がなされましたので 私の個人的感想もお伝えしたいとおもいます。

昨年の不幸な犠牲から 関係者のみなさんが討議をかさねて いろんな気風が作用して 今年の上げ馬神事になったのですね。

しかし行事の時程を見てわかるように馬の長時間拘束には変わりないようでした。

近年の地球温暖化を真摯にとらえることや音などに敏感な動物である馬に圧力をかけないさらなる改善を求めていく必要があるとおもいます。

馬がどんなに嫌がっても 祭りが始れば式を進めなければならず 否が応でも人の意に従うしかありません。

問題は坂を怪我なく登ることだけではなく この暑さに朝から夕方までの長時間を重い装具をつけて 言いつけに従わなければならぬことがすでに馬への痛めつけになると認識してもらわないと。

一方 この祭りに関わる若者や子どもの騎手の笑顔を曇らせるのは忍びない。
彼らはこの一年この祭りをどんなに楽しみしていただろうか。
生活の張りや支えにしていたかもしれない。
稚児も騎手も喜びであり名誉としているのでしょう。

なにより今年も祭りをあげられるように 講習を受けたのではと想像します

だからといって上げ馬行事を擁護する意はさらさらありません。動物愛護(動物権利)教育の必要を感じています。

ですから 大人はよい歩み寄りを続けてくださること切に願います。

* * * * *
私は本祭(5/5)に多度橋から行列について行きました。

1.5キロの道のりを強くなる日差しの中で 馬が休憩を兼ねた合流への調整がありました。
(多度橋が出発点ではなくすでに離れた場所から歩いてもしくは走りで来てます)

休憩場では清めの井戸で馬の足や体を冷やしていました。中には日影で休ませてやればいいと馬を心配する声もしました。

地図と写真がそれらの様子です。

以前のような目にあまる虐待は言語道断でありますが 朝の行列を見る限り徐々に様子は変わってきました。
しかし 素人目にもわかるような馬の怯えるようすを動画で再確認すると胸がつよく痛みます。

ですから問題がすべてクリアしたわけではなくて
もし 多度の町の方が 横槍をいれられたとか 部外者のせいでといだかれるならば 動物にも人間と同じに感情があり 痛みもあり 同じ生き物なんだということも知ってもらいたいとおもいます。

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#騎手は一年かけて訓練すればいい
#経済動物なんかいない


参加地区箱の範囲



アスファルトを走らせる



この後 祭り歌と雄叫びに怯え歩かされるも足取りが危うくなり後退りする