*一部転載

記者:
動物の臓器を人に移植する「異種移植」の実用化に向け、国内外での取組が盛んになっています。慈恵医大や成育医療研究センターのチームは、ブタの胎児の腎臓を重い腎臓病の胎児に移植する「異種移植」の臨床研究の実施に向けて準備を進めているとのことです。今回の研究計画について、大臣の受け止めをお願いします。また異種移植全般について、大臣のご見解をお聞かせください。
大臣:
東京慈恵会医科大学と成育医療研究センターのチームが、ブタの腎臓を重い腎臓病の胎児に移植する「異種移植」の臨床研究に向けて準備を進めているとの報道があったことは存じております。当該研究については、現時点で検討中であることから、その具体的な内容は承知していませんが、報道内容を前提とすると、ブタの腎臓を用いた研究であり、細胞を加工したものを使用するものであることから、再生医療等安全性確保法の対象となるものと考えます。本件を含め、再生医療等安全性確保法の対象となる異種移植については、具体的な研究計画が厚生労働省へ届出があった際には、有用性や安全性のほか、倫理的課題も含め、厚生科学審議会再生医療等評価部会による専門的な評価を踏まえて、どう対応するか適切に判断したいと思います。

*転載終わり








動物の命は人のためにあるのではない。

科学に倫理はないのだろうか