2023.3.22再投稿

2021 12 投稿




猛獣使いとして20年以上活躍したアンドレ ジョセフ ブグリオーヌが語る


「私は猛獣の調教師をしていました。ペット動物も調教した。しかしある日間違いだと悟った。

なぜなら、絶滅寸前の動物や檻に入れられた不幸な動物たちだから、そして子どもたちや観客のために後ろめたい気持ちでサーカスを見て欲しくない。

疑問に感じたり 涙を流したり 胸を痛めたりすることなくね。だから動物を使ったサーカスを辞めることにしたのです。


そして現在は100%人間らしくをモットーに動物を一切使わないサーカスをしている。


サーカスは伝統だから進歩しなくてはならない。進歩しなくなっては伝統ではなくなる。単なる民俗にすぎない。

博物館行きになるしかない。サーカスは生きものだからこそ伝統であり続ける。


今でも伝統サーカスをしているつもり。テクノロジーを使ってもホログラムやLEDスクリーン、観客を超ハイテクの世界に誘う伝統サーカスだよ。


サーカス団の中には否定的になって変わりたくない人たちもいる。プライドのために辞めてしまう人もいる。それは無責任なこと。

若い世代にこの仕事に興味を持つためにも サーカスは移動動物園でなく芸術的職業なんだ。


若い世代がこの仕事に希望を見出せるよう 私たちに受け継がれた過去の習慣は忘れる。なぜなら今日 時代遅れだから」