こうなんだけれど
ナレーションの重さと違うところは
落ちてもフカフカだということ
最初は重い足取りでのぼっているけれど
落ち慣れていくということ
落ちる彼は
楽しそうに軽く落ちてるということ
しかも後ろ向きに落ちてるということ
上へ行くほど 喜んで
落ちる回数が多くなるということ
頂点から落ちられるようになった頃には
一番下から 一番上にいけるほど
楽しく昇る力をつけているということ
頂点に立ったらそれはそれで
ふーっと気持ちよさそうにするということ
やったーなんて言わない
それは、彼には、
落ちている時も
頂点に立っている時も
幸せの差がないから
彼は落ちている間もずっと
顔が空に向き続けている
空を見ていれば
いくら落ちても大丈夫で
思いっきり力を抜いて落ちれば
自動的に上にふわっと飛ばしてくれる
しかも
トランポリンより下には
絶対に行けていない
どんなに落ちたと思っても
底はどうせいつも同じ
😁✨