『泣く子と地頭には勝てないわ』
母は娘がキーキー泣いていると
笑って よくそう言いました。
大人がなるべく労力を使わず
子どもと平穏にやり過ごす為に
"はいはい、分かりましたよ
あなたの好きなようにしなさい"と
『道理が通らない赤ちゃんや権力者とは
争っても無駄である』と言う意味のことわざです。
そうは言っても
"泣けば大人が言うことを聞いてくれる"
"泣けばなんとかして貰える"
と言うのも建設的ではないので
できれば泣かずに、
言葉で自分の思いを表せるのが最善ですから
そんな時は
「泣いているとよく分からないから 言葉で教えて」
と伝えました。
幼稚園にいる子どもに対しても同じで
そう言うと
たいていは少し落ち着いて話し始めます。
泣いた時点で大人は
子どもの言わんとすることは分かりますが
感情的になり過ぎず
言葉で表すのは大切で
子どもにも
泣かずに話して伝えられた、
そっちの方が得策であった、
と経験して欲しいです。
↓自分の気持ちを言葉にする『お手紙ごっこ』で
手紙交換。