小さい子どもの保護者は


ペットボトルの蓋を開けてから

子どもに渡していますよね。


ペットボトルの蓋を

中学生で開けられない健常児はいないと思うので


成長と共に

教えなくてもいつか開けられるようになるもの。


でも年長さんになったらトライさせてみて下さい。


全身の力を指先に集めるコツを掴めば

年長さんや小学校低学年でも開けられます。


しかし外で遊ぶ機会の減った昨今

その感覚を得るのが難しいので

経験を積んで欲しいのです。


ペットボトルの蓋をピアノを弾く手の形で

掴むと(2番目の写真)指が滑りがちなので


まずは利き手でOK!!のポーズをします。


その形のまま手の平を空に向け

OKの丸に蓋を入れ


そのままギューッと

蓋を掴んでみてください(3枚目の写真)。


立って膝や腰も使ってギューッと指を硬く。


これをペットボトルを開ける度に

やってみて欲しいんです。


この形なら蓋に指が密着して滑りにくいので

指先に力を集める感覚が何となく掴めるはず。


また2歳を過ぎたら

ペットボトルの水を飲ませる時に

開けた蓋を緩く閉めて渡して欲しいです。


指で蓋を捻る動作、捻る方向、も覚えられるし


何より自分で開けて

自分で飲む、の自信を味わえます。


大きい子なら

自動販売機で買う経験もさせてください。


子どもだって買う気になれば

ボタンくらい押せるはず、と思うでしょう?


iPadとかボタンじゃないものを触って

動かすことに慣れてるせいか

お茶のボトルの写真の部分を押したりします、笑


とは言っても普通は大人がそばにいるはずだから

練習させるなんてナンセンス、と思うでしょう?


でも


日本の暑い夏、

塾に持参した水筒は飲み干してしまった帰り道

熱中症っぽい、

コンビニは少し離れている、

目の前に自動販売機はある!


なんてシチュエーションが無いとも限りません。


自分で蓋を開けられるかどうかが

命を救うことだってあるに違いない、


と私は思うのです。


ともあれ

こんなことで大人に頼らない自分!!って

とても誇らしい気持ちになるので是非。