子どもって不思議なものだ。


テレビを見ることを制限されている子どもは

テレビを見ることに執着するし


食べものを制限されている子どもは

私のカバンの中のお菓子を探す。


ダメよ、と言い聞かせるのが

逆に強調することになるのは皮肉だ。


子どものことを

考えて考えて育てる程


スクスクと成長するかと思いきや

逆にこじれているように見えるのも意外だ。


両親が子どもに良しとして考えたことを

実践するのは当たり前だと思うけれど


『子供』の"供"の字を

子どもは親の所有物や従者ではないと言う主張で


保育業界では『子ども』表記に

統一されていることから分かるように


その子は その子自身の個人であるから

最終決定は その子にあり


テレビを見る時間も

本来は その子が決めればいいし


その子が美味しいと思うものを食べるのが

自然な流れだ。


しかし

あれこれ制限してはダメと言う話ではない。


親は"覚悟を持って"

子どもの成長を見届けることが必要だなと思う。