ザーザー降りの雨の日。

駅までの道のりなんて
大人にとったら 厄介な時間でしかないけれど

子どもなら
それも遊びに変えてしまう。

傘をさすだけでも もう嬉しい。
もうすぐ3歳だから上手にさせるんだって。

顔や頭も濡れたけど
涙だと思ったでしょ?とご機嫌。

時折吹く突風さえも
台風だと言っては きゃあきゃあと歓声をあげる。

水たまりにもジャボジャボ入ったので
見ていたら

きっと私が羨ましそうな顔をしていたのだろう。

『ふわふわさんも長靴で来ればよかったのに!!』ですって。

子どもといて楽しいと しみじみ思えるのは
こんなひと時。