胃がん闘病294日目 | 進行性胃がん(ステージ3)と闘っている母親を持つ息子のブログ

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さいたま市の某所で猫二匹と進行性胃がん(ステージ3)
の母親と暮らしている30代の独身男が、「がんと闘う
家族の記録」を日々綴っていくブログです。

伯父夫婦宅での療養5日目。

午前6時、起床。

相続関係の手続きのため、兄貴一時帰宅。

午前10時頃、訪問看護の女性が来宅。

最早、いつ亡くなってもおかしくない状態という事で、

「死の前後の状態とその対処について」

というタイトルの臨終の際に患者に現れる様々な兆候を

箇条書きしたリストを手渡される。

まさに「とうとう」「いよいよ」という心境。

自分の中の緊張感が一気に高まる。

点滴中、自宅の雑用を片づけるため、一時帰宅。

午後1時頃、父方の伯父(長男)が見舞いにやって来る。

その後、八王子の伯母と七里の伯母親子が到着。

午後2時頃、兄貴が差し入れのケーキ持参で伯父夫婦宅

に戻って来る。

夕方、雑用を済ませるため、もう一度帰宅。

その際、隣家の奥さん(町内会副会長)にお袋の状況を

すべて打ち明け、今後の協力をお願いする。

伯父夫婦宅に戻った後、みんなでケーキを囲んで束の間の

ティータイム。

お袋には、ケーキ代わりに、小さな氷の粒を口のそばに持って

いくと、そのまま10粒程自ら食べる。

夜、お袋の身体の洗浄とオムツ替えを息子二人(兄貴と俺)で

担当。

すでに会話こそ不可能になっているが、こちらの呼び掛けに

「うめき声」で反応したり、オムツを履かせるために身体を動かした

際に、はっきりと「痛い」としゃべる等、所々でまだ「意識が生きて

いる」といった印象。

また、「鼻を掻く」「髪に触る」「足を動かす」「ずり落ちたズボンを

自ら直す」といった能動的な行動も随所で見られ、まるで

「失われゆく脳機能と最期まで失われまいとする脳機能」がお袋

の中で必死に闘っているように見える。