おはようございます!
料理の話しをする前に、
そのきっかけになったお話し。
【誠実でありたい。
全ての苦しみを分かち合えないなら、せめて誠実に接したい。】
ある病気で入院中の方。
食べられないほど
具合が悪い。
リハで身体に触れたり、
会話をすることで、
気がまぎれるとのこと。
週に3回程度、
リハ介入をしている方。
命の灯が、
先を促している。
それに抗いたい。
でも、苦しい。
もう、こんな思いは嫌。
時々さらっと弱音を吐く。
それに対して何もできない。
ならば誠実でありたい。
苦しい思いは、
その人にしか分からないし、
全ての苦しみを分けることはできない。
寄り添うことだけ。
気の利いた会話も。
気の利いた言葉も。
上辺だけの言葉に聞こえてしまうから、
弱音を吐く言葉に対して、
答えを返せない。
「ごめんね、
なんか色々話しちゃって」
ごめんね、じゃないんだよ。
私の方こそ、
ごめんね、
なのに。
そうして、足が浮腫んできて。
腰回りも浮腫んできて。
治療受けているのに。
この無力感。
引き込まれないように、
淡々と受け入れるだけ。
淡々と受け入れるために、
無心になるって必要だなと思った。
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「調味料を気にしているんです」
そんな私の発言をきっかけに、
上の方と料理のお話しに花を咲かせています。
料理好きが高じて、
栄養学を学んだ方。
大学から研究科まで進んだそうです。
その方から、
イワシの調理方法をいくつか教えていただきました。
そうして、
魚コーナーを見ることが
多くなった私。
今回は、イワシがないのでアジを購入。
昨夜は、子供達が寝てから
アジフライの準備をしました。
アジを自宅でフライにするのは数年ぶり。
その方と出会うことがなければ、
アジフライを作ろう!
なんてこと、
思わなかった。
なんで、そう思ったのか。
身体を作るのは口からよ!
出会った初日から、
そう熱弁してくださった。
その方を思い出しながら、
アジに残っている骨を、
地道に取ったり、
衣をつけたり。
気付くと、
その作業に没頭して、
無心になっていた。
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無心になるってなかなかできないことなので、
なんだかすっきりした感じ。
口にするものを考える。
そうすると、
筋肉もしっかりと作り上げてくれる。
骨盤底筋も、
頼れる筋肉になることを信じよう。