ようこそ新作映画の世界へ
辰巳 (2023)
見どころ
第36回東京国際映画祭「アジアの未来部門」に出品されたクライムドラマ。元恋人が殺される現場に遭遇した男が、復讐(ふくしゅう)に燃える被害者の妹と行動を共にする。メガホンを取るのは『ケンとカズ』などの小路紘史。『の方へ、流れる』などの遠藤雄弥、『わたしの見ている世界が全て』などの森田想、『大事なことほど小声でささやく』などの後藤剛範のほか、佐藤五郎、倉本朋幸、松本亮らが出演する。
あらすじ
裏稼業の世界に生きる辰巳(遠藤雄弥)は、元恋人の京子(亀田七海)が殺される現場に遭遇する。自分の身も危ないと感じた辰巳は、その場にいた京子の妹・葵(森田想)を連れて逃げ出す。最愛の家族だった京子を失った葵は犯人への復讐(ふくしゅう)を誓い、辰巳も彼女を放っておくことができずに行動を共にする。生意気な葵と衝突を繰り返しながら犯人を追う旅を続ける中、辰巳はある感情が湧き上がるのを感じていた。
監督/脚本
小路紘史
Syoji Hiroshi
1986年生まれ、広島県出身。短編映画『ケンとカズ』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2011にて奨励 賞を受賞。ロッテルダム国際映画祭、リスボン国際インディペンデント映画祭 など4カ国で上映される。 2016年に『ケンとカズ』を長編版としてリメイク、東京国際映画祭〈日本映画スプラッシュ部門〉作品賞、新藤兼人賞・日本映画監督新人賞など、数々の新人監督賞を受賞。本作『辰巳』は、実に8年ぶりの監督作となる。
3月22日公開作品
お楽しみに☆彡
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(フジテレビ月9ドラマ『君が心をくれたから』主題歌)