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新作映画の世界へ
ボーはおそれている
鬼才アリ・アスター監督、小島秀夫「デススト」実写版が楽しみ 狂気の新作は「操作不能なゲーム」のような作品
気鋭の映画スタジオ・A24製作のスリラー映画『ボーはおそれている』(2月16日全国公開)を手がけた鬼才アリ・アスター監督が来日インタビューに応じ、以前から交流があるゲームクリエイター・小島秀夫監督と、彼が生み出すゲームについて語った。
A24とタッグを組んだ『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』で、多くの観客にトラウマを植え付けたアスター監督。最新作『ボーはおそれている』は、母の怪死を知った主人公・ボー(ホアキン・フェニックス)が、帰省の途中で奇怪な出来事に巻き込まれていくオデッセイ・スリラーだ。
3時間近い上映時間の中で、ボーの狂気の帰省を描き出す本作。アスター監督は「例えるなら、この映画はビデオゲームです。ただ、コントローラーが効かず、操作不能なんです。行き先も選べず、キャラクターは狂気の世界を彷徨います」とゲームを例に挙げて説明する。
ゲームといえば、アスター監督は来日中に小島監督と対面しており、コジマプロダクション(以下、コジプロ)にも足を運んでいる。アスター監督は「コジマは天才です。彼が創り出す世界観は、とてもワクワクさせてくれますし、私にとっても刺激になります」と小島監督の才能を絶賛した。
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