還暦を過ぎて、
これまでの人生を
振り返ってみようと
思います

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母のことが大好きで
母もそんな私を

温かく見守ってくれていた

私もまた母に甘え

笑顔でいられた


それが何故

「私はもらい子なのかも」

なんて思うように

なったのだろうか


笑顔の似合う

いつもにこにこの女の子から

笑顔が消えたのは

保育園に入園した

5歳の頃だった


保育園入園を境に

私の顔から笑顔が消え

いつも暗い顔をして

うつむいている女の子に

変わっていった


母もまた

以前のように優しい母ではなく

いつもしかめっ面をして

忙しくしている

そんな母に変わっていった


何か違う人みたい・・・


いや

母は母で

何も変わっていなかった

大好きだった母

優しかった母

怖いおじさんに怒られた時

頭をなでてくれた母

母は何も変わっていない


でも当時の私は

「私が大好きだった母は

もういない」

そんな風に思っていました


つづく