今夜こそ描けるかもしれない。
描きたい。
やっぱり、絵を描くことが何よりも好きだ。
子供の頃から本当に好きで、
「紙ちょうだい」と言って、母の後をよく追っていた。
「はい」と手渡された、何か印刷してあるざらばん紙の裏に、
色々なものを、思うままに描いていた。
女の子達が二三人づつ、手を繋いでいる傍に、
キツネや、小鳥、ニワトリ、なども普通に入れ混ぜて描いてしまう。
今から思えば、面白い絵を描いていたものだ
そのまま、ただ好きで楽しいというだけで、
無心に絵を描いていればよかったのに。
もう長い間、描けずにいる。
