真白い小花達が

細く延びた小枝を伝って

空中から溢れ出たように咲いている

散りゆく桜の下

静けさの中で

音の無い花吹雪に舞う

踊り子達の 揺れる白い花輪

美しい君は もうこの世の者ではない

白装束に身を包み

まだ微かな微笑みを口元に残し

私の想いの届かぬ処から

聴こえぬ歌を歌っている