土屋太鳳さん主演映画 マッチング
基本邦画は好んで見ないんですが、無料だったし、公開当初は話題になっていたし、
ジャンル的にも好きなので見てみました。
最初にたびたび出てくる猟奇殺人事件、マッチングアプリで出会った新婚夫婦が顔にバツの切り傷をつけられ
次々と殺されていく。
メッセージ性のある行為で、そこにどんな意味があるのか、興味が湧きました。
あくまでもサスペンス的な感じなので、あまり言うとネタバレになるので言いたくないけど、
私はこの映画の1番の面白さは、つながりだと思いました。
この人が、この人と繋がり、見ていくうちに、あ〜この人はここで繋がってて、お〜この人はここで繋がってて〜
なるほど〜そうなのか〜
最後の最後まで、あ〜やっぱこいつも?? 関係あったんや〜的な。
ちょっとアバウトな表現で申し訳ないんですが、言っちゃうとこの映画の面白さがなくなるので、そこはごめんなさいですが、
そんな感じです
ただ、最初に書いた猟奇的殺人の犯人も、序盤でだいたいわかるし、「あ、多分こいつだろうな」と、思いながら見てて、
けど、確証はない。
映画の中盤で、確証を得られたところで、あ〜やっぱこいつがこいつで、理由もわかって、あ〜〜なるほど〜ってなる。
ま〜だいたいわかってたけどね・・・って感じ。
つまり、ある程度予測できるってことは、そこはこの映画の核ではないってことでしょう。
でも、なんかすごい解決した感があって、
これで映画終わり??と思いきや、あれ?まだ中盤やん!!
やっぱ、これは序章か・・・・ってことは???
この先、どう展開していくんだろう。
そんな感じで、中盤である程度、最初の色々が解決されたようになるため、
派手さもなくなってきて、関係性も掴めてきて、だんだんと盛り上がり度は減っていくんだけど、
最後の最後まで、じんわり楽しませてくれました。
つまり、この映画は、主人公の土屋太鳳だけではなく、土屋太鳳の一家が深く関係してくることで、より複雑になっていて、
タイトルから予想されるような、単にマッチングアプリで出会った若い女性と変な男が、現代で陥る可能性、
例えばマッチングアプリの相手が変質者とか、ストーカーで、それによって精神的なホラーを味わうといった映画ではない
ことがわかりました。
一つ、ちょっとひっかっかったのは、完結してないこと。
2ができるのか??いや、それは流石にないだろう。
と、なると、ん〜最後の最後でスッキリしないのは私だけだろうか??
ホラー度:
私からしたら全然です。
グロ度:
こちらも全然です。よっぽど「純愛モンスターリカ」の方が1場面だけ取ればグロいかも
おすすめ度:
タイトルを超えてはくる