こんにちは。
メンタルケア心理士の桜井涼です![]()
先週に引き続き大きな地震があり、「余震が続くのでは?」と日々不安を感じていらっしゃる方もいると思います。
桜井が住んでいる地域も震度5弱とかなり揺れました。
幸い、少し書斎の本が崩れたくらいで済みましたが、もっと大変だった地域もあったと聞いております。
何事もない日常に戻れるよう、心から願っております![]()
4月から始まった、私たち親と子の心のお話。
「防衛反応」から始まり「過剰適応」の仕組み、そして今月は「心の境界線」の引き方と、無理のない距離感を取ることをお話してきました。
6月最後である今週は、心地よい距離感を互いが持つからこそ良い関係が保てるお話をしたいと思います。
「境界線を引く」という言葉を聞くと、どこか冷たさや繋がりを絶つようなイメージを感じてしまう方かもしれませんが、決してそうではないのです。
例えば、お隣の家との間に、きちんとした垣根やフェンスがあるからこそ、お互いのプライベートが守られますよね。安心して「こんにちは」と挨拶もできることと思います。
これがもし、フェンスがなくて、庭だけでなく、家の中まで覗き込まれるような距離感がバグっているような状態だったらどうでしょう。誰だって心穏やかではいられないと思います。
人間関係も同じで、「自分と相手の心」というフェンスがあるからこそ、相手を尊重し、無理なく心地よい関係を続けられるのです。境界線を引くことは、自分を守るためだけでなく、相手とも温かい関係を続けるための「思いやり」でもあります。
これまで、お子さんも親御さんも
「周りにどう思われているか」
「子どもが友達と仲良くできるために…」
「私たち親が学校や地域でどう見られるか」
などの「他人軸」の視点で見つめてしまい、一生懸命に頑張ってきたのかもしれません。
でも、これからは少しだけ、主語を「子ども自身、私(我が家)」に戻してみるようにしましょう。
例えば、
×「みんながやっているから、参加しなきゃ」
◎「○○くん(ちゃん)はどうしたい?」・「私たちはどこに線を引いたら、笑顔でいられる?」
子どもの人生の主役は子どもです。
しかし、親であるあなたもまた、あなたの人生の主役は、紛れもなくあなた自身であることを忘れないでください。
「親」という大切な役割はあっても、あなたという一人の人間の心まで、その役割に100%預けてしまわなくていいのです。
頑張りすぎてしまうこともあるかと思いますが、自分と家族を守るために「心の境界線」を引きましょう。
もし心が疲れてしまったときは、いつでもこの場所を思い出してください。
周りの空気に振り回されなくて大丈夫です。
自分と家族を守るための「心の境界線」という大切な武器を、すでに手にしているのですから。
決して焦らずに、一歩ずつ進んでいきましょう!


