慢性リンパ性白血病(CLL):奇跡の処方せん

慢性リンパ性白血病(CLL):奇跡の処方せん

自分とは到底無縁の病気だと思っていた慢性リンパ性白血病になりました。20万人に1人という確率です。しかも、かなり進行速度が速いようです。

 数年前に、ある市販薬が「本来の効能とは別に、食中毒の原因となる寄生虫を殺す」ということを発見しました。テレビやSNSなどで紹介されたので、割と多くの人が知っているようですが、時々、SNS上に、「救われました。〇〇大学の研究者の方々、どうもありがとう」という感謝の書き込みがあります。研究者冥利につきます。なんせ、研究者人生のほとんどを、人の役に立たないような基礎研究(役にたつ基礎研究もあるのですが、僕の場合はどう転んでも役には立ちません)に費やしてきたので、最後にやった研究が少しは役にたてて嬉しいです。