久し振りに弟家族と揃って山行。

お天気も良く上々の滑り出し。

と思ったのもつかの間、仙人ヶ岳を目指していたはずが何故か圏央道の入り口に入ってしまった弟クン(笑)←仙人ヶ岳に行くなら東北道

急遽目的地変更で、4月頃行く予定だった伊予ヶ岳を目指すことに。

一応下調べはしているものの、当日地図は持っていない。

険しい山ではないけど、山頂直下鎖場があること、今はそこからの登頂自粛になってるけど、行けそうならそっちから登りたい。とか、曖昧な記憶を頼りに登ることに(大丈夫か?w)

西武秩父線正丸駅前に車を停めると、駅前には「山小屋」と言う食事処兼観光案内所みたいなお店があったので、そこで「飯能お出かけMAP」

って簡単な周辺地図をGetして出発。

 

今日の目的地は取り敢えず伊豆ヶ岳。

もしも山頂まで行って時間があったらその先歩いて2コ先の吾野駅に下りて電車で戻ってくるって縦走をしてみたい。

…な計画。

線路の下を潜り抜けてしばらくはアスファルトの道をひたすら登っていきます。

この辺は民家が立ち並んでて、駅近かのいい所なんだろうけど、坂道キツイぞww 住んでる人、大変そうアセアセ

 

思ったよりも長いアスファルト道路に辟易してきた頃、

予定外に分かれ道が…

これはさっき貰ってきたマップの出番では?

と思ったけど、それ、誰も持ってないww

弟と義妹が「あなたに渡した」「俺、受け取ってないけど」

と大揉め(笑)

せっかくお店の人がくれたのに、テーブルにでも置いてきたんじゃないの~?

なんてワイワイやってたら下山してきた人がいて、道を教えてくれました乙女のトキメキ救世主!

 

分岐の馬頭尊にお参りして、近道だという大蔵山コースへ。

途中またもや出てきた分岐が「正丸駅左右矢印名栗げんきプラザ」ってなってて伊豆ヶ岳に向かってるのか、げんきプラザなる施設に到着してしまうのか不明汗汗

ネットで地図とか見れないかなーってスマホに頼るも圏外(ですよね~あせる)

もはや頼るは駅前で撮影してきた案内板の、あまりにも大雑把な周辺ハイキングコース案内図の写真のみww

 

不安を覚えつつ名栗げんきプラザ方面へ。(名栗と言えば名栗湖の棒ノ折山が見えるのかな?)

 

ふたご岩とか

かめ岩

を通過してその後

大蔵山コースの大蔵山の表示。でもピークではない感じ。

そしてまだ目的地はげんきプラザ(笑)

 

ここからアップダウンの繰り返し。

オリエンテーションのようにコース案内にあるポイントを通過しているので、どうやら道は正解らしい。

 

そして歩き始めて1時間10分過ぎ

噂の鎖場!!

…ロープ張られてて完全に通行止めじゃんびっくり

「自粛」とか聞いてたし、登ってる人の動画も見たって弟が言ってたんで、行っちゃうつもりだったけど、こうなってたら流石に…サスガに…

万が一落ちたら誰からも同情されない。むしろ怒られるw

(バックカントリーで雪崩にあっても自業自得って思っちゃうし)

これは…悔しいが女坂で行かざるを得ないー(チェーーーッショボーン)

 

てな訳で、いやいや女坂も結構な急登よ(笑)

なかなか楽しく登って山頂は…

大賑わい!

 

先生に引率された高校生の団体とか、いろんなグループがそこここでランチ中(ちょうど正午ごろ到着)

歩いてる時にはすれ違った人、単独の方が4人ほど、追い越してきたのは1組の親子さんのみで、こんなに混雑してるとは思ってませんでした。

 

伊豆ヶ岳 標高851m

 

人が途切れるのを待って撮影!

この写真でも分かるように、木々に囲まれて眺望はそれほどでも…と言う感じ。

山頂まで我々の足で約1時間30分(内、10分以上分岐で迷ってウロウロしてたw)

夏は葉が繁ってもっと見えなそう

 

山頂前は拓けて場所もたくさんあるので岩陰に陣取りゆっくりランチ。

そして戻るか進むかの相談。

見ていると、反対側つまり吾野駅から歩いてきたと思われる人たちもいるし、意外と行けるのか?

と思うものの、どうやらこの先吾野駅までは10㎞はありそう。

途中からアスファルトを歩くみたいなんだけど、その距離も分からないのでだいぶ迷い、今日は隣の古御岳(こみたけ)まで歩いて戻ろうか、って話がまとまり出発。

 

山頂からいきなり急激に下ってまた登り返し、意外とあっさり古御岳に到着。

古御岳 830m

 

ここにもベンチと休憩舎があって、居心地のいい場所なのに、伊豆ヶ岳と打って変わって人っ子一人いないし、どちらからも人がくる気配なし。

 

ここから吾野駅まで9㎞程らしい。行ってみたい気持ちもあるけど、戻ろうかw

 

で、帰路。

古御岳から伊豆ヶ岳方向へ下りて行き、途中、「左矢印西吾野駅」と言う看板を発見してしまう(笑)

 

地図がない故のイケナイ冒険心がワクワク☆

行ってみよう!と、あまり通る人がいなそうな急坂を下っていくと、大して進まないうちに道が途切れ、正面は切り立った谷、どこを見回しても藪。ってな状況になり、あえなく撤退(笑)

「なんだあの看板!あんなにハッキリ西吾野駅って書いてあるのにムカムカ」とかブーブー言いながら(笑)速攻元の道に戻ってまたまた急登をよじ登って再び伊豆ヶ岳山頂へ。

 

だいぶ人も減ってたので、みんな正丸駅方面に下りて行ったんだろうなーと思いつつ、そのまま下山。

帰りはあっさり来た道を…

 

のはずがっ!

どこでどう間違ったのか、目の前に見たこともない建物が出てきてビックリびっくりびっくり

絶対こんな所通ってないぞー!

 

で、思い当たったのは、行きで最初に戸惑った分岐、近道の方を選択したけど、その遠回りコースを歩いてきてしまったに違いない。

そう言えば、時間的にはとっくに通過しているはずのかめ岩やふたご岩、どこ行った?

 

でもって

「あれ?来る時この看板気づかなかったね」

「あー、親子連れ追い抜いた時にそれに気を取られてたからかな?」

とか、完璧に自分たちの記憶を改ざんしてた我々w

そう、この山、登山時には通ってなかったのでした笑い泣き

看板が結構道から外れて奥側に設置されてたことも、「気づかなかっただけ」と思わせる一因ではあるけど、同じような小さなピークがいくつもあるので、何だか自分で自分を騙してるような状況になってたようですwww

 

とにかく、ところどころ出てくる道標は「左矢印正丸駅」ってなってる訳で、道迷いって訳じゃないんだけど、確かに帰り道の方がかなりの遠回りでした。

 

でも、沢沿いに出て下っていく意外と面白い道で、途中

こんな社をお参りしたり、アスファルト道に戻ると意外にすぐ元の分岐だったりして、行きと帰り、違う道で結果オーライチョキ

 

いやー、よく歩いたね。って満足しました。

因みに持っていき損ねた「飯能お出かけMAP」

車のダッシュボードの上に置きっぱなしだったのを発見ドクロ

誰だーーームカムカ(爆笑)

 

このお出かけMAP持って登ってたら、吾野駅まで歩いたかも。

往復するのと大差なく歩けたような気もするんで、ちょっと残念。

 

いや、こんなに沢山チョンボがあった割には(一番最初は高速道路間違えた(笑))全てにおいて結果オーライ乙女のトキメキ

楽しく歩けていい山でした。

鎖場、登りたかったけどね~(まだ言ってる)

 

オマケ

正丸駅から登山道に至る道に下りて行く階段下矢印

なんか、トリックアートみたいで怖いあせる(笑)

↑帰りに撮ったヤツ