本日は午後になって突然久しぶりに某商社の社員さんが来訪されました。いくつか予約してある生豆の到着連絡かと思いましたがどれも今月入港予定でまだ届かないとのことでした。前に電話をいただいた際に何という農園のゲイシャなのかを確認しましたら確か「エル・ソコロです」と言われるので、あのグアテマラのトップ・ランク農園と同じだったら売りやすいなと思って聞いていたのですが、今日いただいた資料には「エル・コロソ」となっておりました。別に名前で味が変わる訳ではないですから「ソコロ」でも「コロソ」でもどうでもいいのですけど、日本語の感覚からしますと少々怖い感じがしてやはりソコロのほうが宜しい気がしますね。最近は特にゲイシャとなると日本の大手商社には生産国にある輸出商社が盛んに買ってもらおうとサンプルを送りつけてまいります。そのためしょっちゅう社内でカッピングするのだそうですが、やはりパナマの一流品などと違ってどれも今ひとつで、フレーバーが弱く買う気にならない商品ばかりだとのこと。しかしそういう中で「これならまあまあいいんでないかい?」と久しぶりに買い付けたゲイシャが今回入荷待ちのエルサルバドル「エル・コロソ」なのだそうで、お値段もパナマの半額程度で商社側から言わせると「間違いありません」と言うことになります。同時入荷予定のパカマラと農園名は異なりますが経営者が同じなのでどちらも期待してくださいと妙に自信たっぷりでした。それからこの商社の目玉品でもあるパナマのエスメラルダ・ゲイシャについて、ちょうど今、来年分の契約をしている段階で今なら希望分を予め申告いただいたら手配できますとのお話もありました。3カートンくらい予約いただいたらナチュラルもOKとのことで「行っちゃおうかな...」と心が動きましたけど、よくよく考えてみればいくら20kgちょっとの箱だとは言え3つも予約するとなるとそれだけで下手すると100万円はゆうに超えますし、身の程を考えるととても2つ返事はできないので躊躇することしきりでした。結局「熟考」するので返事は後日と相成りました。クラウドファンディングでもやらないと無理っぽです。最近はどの商社も在庫が捌けずに経営難で、特に高級豆は確実に売れる目算がないと輸入しない傾向が目立ちます。産地で売ってもらえないのではなく、売れる目処が立たないと買わないのです。オファーのあった商品だけ買うのであれば商社は損を致しません。そうでもしないとやって行けないのでしょうね。長年に渡り毎年欠かさずコーヒー博覧会に出店していた出入りの商社さんが今年はなぜか出店されませんでしたし、これだけ円安が続くとコーヒーに限らず輸入商品を扱う会社は無事ではいられないということなのでしょうか?どうすんだよ、寺田クン(土寸田)!
