本日はお店の定休日なので朝から自宅でのんびりとコーヒーを飲みながらパソコンと対峙しております。昨日からようやくじっくりと新着の「ミャンマー・ゲイシャ星山」を味わえるようになりました。当初の想定通りこのコーヒーは質素な衣服を纏った地味なゲイシャという感じであまり派手さがありません。でも飲み進めるうちに「意外に骨太でクオリティ高めじゃない?ゲイシャだからなあ」と後から納得が付いて来るタイプのようです。先のコロンビア「ラスフローレス」とは対局にあるくらいジミー君です。でも最近のゲイシャは派手なフレーバーでパッと見は良さげなのにじっくり味わっているとどうも発酵処理で後からくっ付けたスパイス系の風味が鼻につくようなものが増えて来て、中には「あんた、ちょっと違う方向に行ってないかい?」と言いたくなるような厚化粧の商品によく出くわします。昔ながらの伝統的な製法で「嫌気発酵?何それ...」という生産者もやはりオールドファンには残っていて欲しいものなのです。軍事政権の圧政が続く中、ワインの樽を取り寄せてコーヒーの実を真空発酵させるなんぞはやってらんないでしょうし、寧ろそれでもコーヒーが輸出されていることに我々は感謝すべきなのかもです。戦乱を掻い潜って、それって嫌みか?と思うほど僅かしか届けられなかった希少なゲイシャをこの際ワタシは味わい尽くしてやりますって...。

 さて、もう大昔から懲りもせず続けているルーチンなのですけど、自宅でヒマで手持ち無沙汰な折にはいつの間にかパソコンで「スパイダー・ソリティア」なるゲームを徒然なるままにやっております。以前からよく「ゲームは一切しない」と広言しておりますがこれだけは例外なのです。あまりにも簡単に上がれるゲームは面白くないので最初からこれを上級モードでやっておりましたがランクが300,500と上がるにつれていつの間にか上級モードも選択できなくなってしまい「エキスパート」や「名人」というランクでやっております。まだその上に「師範」というレベルもあるのですが、流石にこれは難し過ぎるようで何度やっても上がることができず、盲牌みたいなことができない限り常人には無理だと勝手に結論付けている次第...。時々は思いますよ「お前、何やっとんじゃ!」と。でもまあそうしながら身体を休めているという側面もありますので、決してヒマの権化というワケではござんせんのです。いつだったか仕事で県庁に行ったらたまたまお昼休みで対応してもらえず、仕方なく待たされておりましたら、休み時間なのに多くの職員が皆パソコン画面と対峙しているので「仕事熱心だねえ」と感心して見ておりました。が、よくよく見てみますとその多くの画面にトランプが映っておりました。そう、みんなソリティアをやっていたのです。他にすることがないにせよあれだけ多くの人を巻き込むゲームってある意味凄いと思いません?Windowsにはもうずっと延々と消えることなく搭載されていますもんねえ。