前回のあらすじ


自治体のお見合いセンターに登録して、

初めて私とお見合いしたいという方が現れたので

お見合いの可否を判断するために、プロフィールを閲覧しにセンターへ行くことになりました


私としては簡単なプロフィールをメールで知ったので充分でしたが、センター側はそれ以外にお伝えしたいことがあるというのです






センターに到着すると、いつものお嬢さんが対応してくださいました

 

まずプロフィールシートを目の前にすると、



あ…この顔の方だったのかと思い出しました


プロフィールも顔写真も記憶していますが別々の記憶だったので、やっと1人の男性像となりました


メールで頂いたプロフィールは


私より8歳年下

年収は私より下

身長は13センチ上

会社員

趣味は共通のものもありました


写真を見ると、太めな印象です

真顔なので少し怖い感じに思えますが、写真はアテにならないので気にしないことにします


お見合いしますか?とセンターの方に聞かれました


はい、お願いしますと答えると、言いにくそうにお伝えすべきことを話し始めました


この方なんですが…精神的に…


と口にしてから、目の高さまで手のひらを下に向けて水平に上げ、それが上がったり下がったりして見せました


なんですよ…と、とても言いにくそうでした


それはそう(あなたが)感じられるのですか?


ご本人も言ってました、それにお話ししてる時目が座ってました







それはどういうこと?と思いましたが、私はすぐに理解しました


薬を飲んで、目が座ってるということですかね…


多分そうだと思いました




精神的な病気を患っていて、ご本人もセンターにそれを伝えているし、センターの係りの方も男性の様子に違和感を感じていることを私に伝えたかったようです


もう少し詳しい話を聞いてみましたが、私はそれ以上聞いてないですとのことでした


なので、上記のこともどこまでが本当のことか定かではないですが、とにかく精神的な何かがあることは間違いないということだけは分かりました








その後はどうしようかと何度も唸ってしまいましたが、私は答えを出しました



性格的に浮き沈みがあるのなら仕方ないとは思います

年齢が8つ下ということは私の方が包容力を持って臨むべきなのかとそのことを知るまでは思ってました

でも私もあまり精神的に強い方ではないので、2人で精神的に弱いのは問題しかないと思いました





せっかくの機会ですが、お断りします!


そうですか…




その後は先日の婚活パーティーの感想を聞かれたので、フリータイムは辛かったけど、歌手の方と写真が撮れたので良かったですと正直に答えました


これからやってくる年末年始は婚活をお休みして、また来年プロフィール閲覧の予約しますと告げて、センターを後にしました


来るもの拒まず、で行こうとした矢先の出来事でした

婚活の道のりは長く、険しいです