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火と氷の国に魅せられて

北海に浮かぶちょっと謎めいた島「アイスランド」の歴史について…、あと神話とか。

1999年に公開されたハリウッド映画に、【13ウォーリアーズ】という作品があります。主演のアントニオ=バンデラス(マスク・オブ・ゾロで有名)扮するアラブ詩人アハメット=イブン=ファハランが、ロシア・ヴォルガ河で出会ったヴァイキングと共に、未知なる敵と戦う…という映画ですが、シーンの所々に当時のヴァイキングの姿が良く映し出されています。ストーリー自体も、アクション映画らしく、戦闘シーン盛りだくさんで面白い作品になってます。ぜひ一度観ていただきたいです。

さて、作品の中でイブンが出会ったヴァイキングですが、ロシア・ウクライナ方面への遠征をおこなっていたスウェーデン系ヴァイキングになります。彼らは「ルス」とよばれ、東方ルートとよばれるロシア・ヴォルガ河を中心にその活動をおこなっていました。

スウェーデン系は、どちらかといえば略奪ではなく交易が主な目的であり、黒海経由でビザンツ帝国へ、ヴォルガ河経由でペルシャ・バグダッドへのルートを開拓し、様々な交易品を本国にもたらしました。また、現在ウクライナの首都となっているキエフを建設し、ロシア・サンクトペテルブルグ北方にあるノヴゴロトに商業中心都市を築き上げたことも知られています。そして、後にチンギスハーン指導の蒙古軍によって滅ぼされるまで、その栄華を轟かせることになるのです。