国の借金ともいえる国債残高は増え続けているようですが、これは政府の債務であって国民の債務ではありません。
国債を持っている国民は、期限が来たら政府からお金を返してもらえます。それで国民と政府の取引は終わりです。
つまり国民は債権者の方。
債権者の内訳を見ると、ざっくり言って国債残高の半分が個人と民間企業、そして半分が日銀です。
日銀は政府が出資しており、言わば親子関係なので、国の借金の半分は政府の身内が債権者ということです。
益々、
「国債は国民の借金であーる。これ以上子孫に借金を持ち越してはいかーん!」
という論調が恐ろしくなって来ます。