そんなこんなありながら、ダーリンとの結婚式を迎えることになりました
が、しかし。ふつーに結婚式&披露宴終わるわけないよねえ、この家族で
まず、結婚式前夜。明日読む両親への手紙を書きあげ感慨に浸っていると・・・。それをかき消すように、一本の電話が
“明日の衣裳なんだけどね、親族の衣裳、もう1点追加して欲しいの。それとね、着付けも3人増やせるかしら。ヨロシクね”
オイ、ちょっと待て。こんなことが無いように、事前に確認して下さいって言ったよな?!
それも、まして、ましての前日になってそんなことを言うのか・・・
出たよ、最強キャラ義母怒り通り越して、ボー然でしたよ
慌てて担当者に連絡して、何とか間に合わせてもらいましたよ
そんな事がありなかなか寝付けず迎えた当日
まず、とんでもトラブル1番はうちの親族でした
“あ~、もしもし、まみ?今、渋滞でさー、高速全く進まないから、皆はマイクロでこのまま向かってもらうけど、俺たちは今走って向かってるから!”
あの~、今私の着付け始まるんですけど?そして、こういうことを考えて何度も前泊するよう言いましたよね??3連休ど真ん中のディズニーランドの至近距離にある会場。。。ぜ~ったい混むから!!って言いましたよね??
で!高速降りて走ってるって、どんな状態よ私には、モーニング着た父と、留袖来た母が全力疾走してる景色しか思い浮かばなかったわ
そんな中、式場は式も披露宴もいっぱいいっぱいに入っていて、待てる猶予がない状態
早くついてよ~まさか、バージンロードぼっちで歩くとかありえないえないわ~
私が、着替え始めた所で問題第2弾
ダーリンのおばあちゃまがね・・・、
“そういえばキョコちゃん(義妹)は成人式の時に振袖着なかったから、持ってきたのよ~”
むむっ、何やら不吉な予感・・・。しかもいつものごとくぶっ飛んでる義妹、まだ来てないしね
私の着替えが進み、完成間近・・・。
“お兄さん、みんな、お待たせ~。遅れてごめんね~”
そして、聞こえてきた悪魔の声・・・。
“ちょっと、これを、この子に着せてもらえないかしら?”
って、着付け師さんに頼む義母の声。。。しかも、この詰めっ詰めのスケジュールの中、ゴリ押ししてる
結果、振袖を着る事になった義妹。ハイ、そのあとはまるでファッションショーのようでしたよ
“ちょっと、○○(ダーリン)見て!本当に似合うわ~。△△(義妹)、着られて良かったわね~。晴れ姿を見れて良かったわ。”
って、ダーリンとその親族一同、義妹の振袖姿にウットリ
あの~、一言言わせて頂いて宜しいですか??今日は、私の結婚式なのですが。。。ダーリンも、何が“きれいだね”だよ!!言う相手間違ってるだろ
という一人蚊帳の外だった私。
もうこれ以上待てません、という状態の中、必死の形相でうちの両親登場!!
着替えもできず、結局父とは会話も交わすことなく、練習もなく、式場前へしかも、シャツ着替えられず黄色だしね。。。
でも、お式も式場もとても素敵でしたよ。
緊張してメッチャ震えましたが、式場の前に広がる海に船の軌跡がVに見えて感動もしました
ま、私の中では、最前列に座った“チンドン屋みたいな格好の義妹”が雰囲気をぶち壊してましたけどね
そして、そして。披露宴に向かうなか、例の如く義母が近づいてきて・・・、
“披露宴での親族のスピーチの中に一つ叔父さんの詩吟を入れてくれないかしら”
ただじゃ済まないと思っていたけど、
この時間が無いなかで、もう一つ追加しろ?!しかも、詩吟て何だよ!!親族の集まりの時に余興でやれよ!!
“そうですね、有難いのですが、時間が無いのでお断りしておいて頂けますか??”
言ったった~、言ってやったぞ。初めて拒絶してやった。あ~、スッキリ
“残念だわ、叔父さんもがっかりするわ。どうしようかしら。”
そんなこと、私が知るわけないだろーが。自分で何とかしろいつもいつも何とかなるとわがままばかり言いやがって。たまには思い通りにならないことも経験しろってーの
で、その後の披露宴では、ダーリンの大学時代のアメフト仲間に一気飲みさせられ、隣りでダーリン、ベロンベロン状態
部屋に着くなりバタンキューでしたね
こうして、アダムスファミリ―一家参加の結婚式は終わったのでした