別居を決行してからそろそろ1年半です~迷走するアラフィフの転職活動 | 聴いた、観た、読んだ~わたしにモノをお尋ね申すな!

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別居を決行してからもうすぐ1年半が経とうとしております。

 

わたくしめの、なけなしの自己肯定感を根絶やしにしてくれた除草剤夫とは物理的に離れたおかげで、少しずつ自分を取り戻しつつあります。

 

一緒に暮らしていた頃は、

 

「わたし雑草だったっけ? 自分では実の成る果実の木だと思っていたけどそれは勘違い?」

「あなた、もしや水をあげる相手を間違えてやしませんか?」

 

と除草剤夫に不信感を抱いておりました。

 

しかし、思っているだけで言葉にはせず、いろんなことを見て見ぬふりをしておりました。そうしているうちに、わたくしめはどんどん硬く小さくなっていきました。

 

別々に暮らすようになって一番うれしかったのは、もう自分に嘘をつかずにすんだことです。

完全に許せたわけでありませぬが、怒りは鎮まり、それどころか今は感謝の気持ちすら湧いておりまする。

 

こんなに徳を積んじゃったら、釈迦如来にでもなって、そのうちお賽銭を投げられるんじゃないかと心配するレベルです。

人間、周りに感謝するようになると死期が近いと聞いたことがあります。

ああ、言ってるそばから見えてきた。

わたくしめの転職人生が走馬灯のように駆け巡る…。

 

 

 

いつか家を出ようと決意を固めたあの日、一人でも生活できるようにと慣れ親しんだ職場を後にし、より好待遇の会社をめざしました。

思い返せば、わたくしめの転職癖が強くなったのは元彼(=前職)と別れてからでした。

※ここからは彼=仕事と変換してお読みくださいませ。

 

つらいこともあったはずなのに思い出すのは楽しかった記憶ばかり。過去の恋愛を美化して自分に酔っておりました。

 

誰と一緒にいても「彼以上の人はいない」と心のどこかで思っていたのです。だから、誰と付き合っても満足できませんでした。

何だかんだと理由をつけてお別れ(=退職)することになりました。

 

元彼に似た人を見つけたと思ってアタック(←死語?)しても、断られる(=不採用)か、たとえ断られなかったとしてもステディな彼女(=直接雇用)にはしてもらえませんでした。

 

「ごめんよ。きみより若くてのびしろのある子はうじゃうじゃいるからね」と言われている気がしました。

 

※あくまで彼=仕事です。

 

やけになって悪い男(=ブラック企業)にひっかかったこともあります。

ビジネスマナーの一環で優しくしてくれた彼には、思わずよろめきそうになりました。

 

もう追う恋には疲れました。

 

「きみがいい」

 

そう言って求めてくれる優しい彼のもとで穏やかな日々を送ります。

※彼=仕事と変換してお読みくださいませ。

 

 

そうだった。今年の目標は実用的な人間になることだった。

ブログばっか書いてないでそろそろ下界に戻りまする。