近くに用事があったからと言って
蓮峰さんがひょっこり
うちの寺に
顔を出してくれました。
梅雨の合間の青空を見上げながら
境内の木陰で話をしていて
蓮峰さんの知人の霊能者のことに
話が進みました。
蓮峰さんの話では・・・
「彼女は、霊能者といっても
それを生業にしているのではなく、
ご主人が会社を経営していて・・・
それでのお付き合いのある方に
霊能者的なご相談を
受けているだけなの。
時おり 私に、
どのように返答したら良いかとか
こう感じるのだが
どうだろうかとか
電話が掛かって来るのだけ。
彼女は・・・
これといった修行をしたわけでなく、
また、師匠について勉強したわけでもないの。
ただ・・・
自分がこう感じる(思う)から
このようにすべきだと
人たちに指導してきたの。
時には 支障のある家に行き
お祓いめいたことをしたり
お経や祝詞を挙げていたようなのよ。
どのような作業をしたとしても
お金を受け取ることはなく
全て善意
ボランティアで行ってきていたわ。
でもね・・・
目に見えない世界からすると
金銭の受け渡しがあろうと
なかろうと
霊能者としての仕事と
認定されているみたいで
他の霊能者のご多分に洩れず
心臓が悪くなり
もう何回か 肋骨を開いて
心臓を取り出しての大手術を
繰り返したわ。
霊能者や拝み屋、祓い屋など
現代の言葉でいう
スピリチュアルをしていると
目に見えないエネルギーや
霊
邪気
祟り
蟲などの影響を受け
その身にため込んでしまい
ほとんどの人は・・・
視力を失う
心臓が悪くなる
脳が切れる
家族に不幸事がたて続く
孤独に陥るなどし
哀れなことになっていくわね。
彼女は心臓だけが
悪くなっていたのだけど
高齢になったこともあり
マイナスを抱えられなくなったのね
順調良くいっていた
ご主人の会社に陰りが出始め
家族に訴訟事、病気、事故
事件に巻き込まれるなど
不幸事が相次いで
起き始めてきているのよ。
どのようにすれば良いかと
聞かれたので
『ご自身のお財布にとって
痛いと思うほどの金額を寄付すると
事態は軽くなりますよ』と
教えてあげたのだけど・・・
それをどの様にお考えになったのか
ご自身の名前を前面に押し出し
目立つよう
あるところに多額のお金を
寄付なさったのね
そして、
お金で買うように勲章を貰ったわ
『何の意味もない❗
まっ、しないよりましか❗』
人は個々に考え方もあるのだし
これ以上は手出し口出しは
出来ないものね 」
この話を終えた蓮峰さんは
どこか遠くの空を見ていました。

美恵です。
父が住職を務める真言宗の寺で
一般的にいう『霊能力』を
与えられ育ちました。
ネット世界では数多の情報の中には
真実、虚偽、入り混じったものが錯綜し
翻弄されてしまいがちです。
そのため…
迷える占い師さんたち
悩めるスピリチュアリストさんたちが増え
『本物』『真実』が求められています。
貴方には、迷える人々を
導くお役目があります
貴方の気づきの一助になればと思い
書いていきたいと思っています。
