92歳の父が亡くなり今月末には百カ日を

迎える


大嫌いだったダメンズの父

実家を片付けながらその痕跡を目の当たりに

して改めて残念な気持ちになる事も多い



父の事を終わりにする為に四十九日までは

取り憑かれたように父の物を捨てまくった



室内は一旦やめて暑くなる前に敷地内に

ある納屋に着手した



納屋は屋根が一部剥げ雨漏りしていた

見たくない物も出るだろうと尻込みして

いたそれでも放置するわけにもいかない



意を決して着手した



まぁ想定内



古新聞ダンボール衣類などの生活ゴミ

大工だった父の錆びた道具と木材や

玉砂利などかなりのお金をかけたで

あろう材料が大量のゴミと化していた



しかし一番腹立たしかったのは

趣味の写真の道具


納屋で撮影会ができるように

ライトや撮影小道具や現像道具や名前も

わからない機材が山程あった



想定内だと自分に言い聞かす



自分の趣味に母の年金を注ぎ込んで

最後は大量の燃やせないゴミとして

残していった父



本当に嫌だそんな人だったとしか

言うしかない



この状況を終いしないと父への

嫌な思いも終わらない



父はもう亡くなった

新しく迷惑をかけられることはない



一つだけ父を見直した事がある

片付けようと思ったのか町指定のゴミ袋が

大量に出てきた



中のゴミの処分がすんだらやっと解体

を考えられる



一人黙々とゴミを仕分けし袋に詰める

手袋をしていても手が真っ黒になる

ぐらい汚れる



普通の親ならこんな思いはする事が

なかっただろう

私に課せられた人生の修行なんだろう

と捉える



幸いゴミを捨てるとスッキリする

やった分だけ成果が見えるのはありがたい




目標は実家の内外の片付けを1年で

仕上げる




まだ50代だから体力仕事も自分でできる

10年先だったらお金を出して人に頼む

事になるだろう



まあお金を残してくれていたら今でも

人に頼むけどね




私頑張るしかない😤