私たちは毎日の生活の中で、何を一番多く行なっていると
思いますか?
仕事、家事、歩くなど体を動かすことでしょうか。
人と話していることでしょうか。
また、学生の人は勉強や本を読んでいる時間でしょうか。
睡眠という人もいるでしょう。
一番多く行なっていること、
それは、
「内的会話」(自分の心の中での思考・自分との会話)
日常の生活から仕事や遊んでいる時間の全てにおいて
行なわれています。
朝起きてからの数分。
「ああ、朝か~、眠いなぁ。今日も暑くなりそうだー」
「今日から盆休みだったんだー。7連休だー.嬉しい!!」
「トイレに行こう」
「お腹がすいたなぁ~」
「朝ご飯の用意が出来ているみたいだ」
・・・・・・・
と心の中でつぶやきながら、食卓へ行く。
そしてやっと、奥さんに対して、
『おはよう』という第一声。
こんな具合に「自分に言葉を掛けながら」行動しているのです。
また人と会話をしている時は外的な会話が全てと思いがちですが、
実はそんな時でも「内的会話」の占める割合が多いのです。
例えば、
『昨日例の件で作成するように依頼した書類、もう出来ていますか?』
と尋ねられた時、
『はい、出来上がっています。後で持っていきます。』
と返事をするとしても、その返答をするまでに一瞬の時間、
「昨日」「例」「件」作成」依頼」などの単語の意味は、どういうことか
ということをまず脳は検索します。
そんなの知っている言葉だから、「検索だなんて」大げさな・・・、
と思われるでしょうが、脳の無意識のレベルでは、
今までの記憶の中からその言葉の意味を探しているのです。
そして次に、
「昨日??・・・・何してたかなぁ~」
「例の件?・・・・・何のことだったかなぁ?」
「ああ、あのことか」
書類の内容を思い出す。
「やべー、まだ完全に出来てないやー」
「どうしよう!?」
「とりあえず、出来てるって返事して後で持っていこう」
・・・・・・・などなど
言葉と出来事を結びつけ、理解するために「内的会話」をしています。
テレビを見ている時も、映像や音声の意味を探したり、過去の体験と
結びつけたり、どんな感覚かということを自分に問い掛けているのです。
おおむね一日のうちの97%が「内的会話」で残りの3%が「外的会話」
すなわち相手とのやり取りなのです。
この割合はいろんな意見に分かれるところでしょうが、
それぐらい常に、自分で自分に話し掛けているのです。
「内的会話」の割合が多い。
それは何を意味するのでしょうか?