やっとここまでたどり着きました。

3問目の質問は

地区未加入者の増加が地区運営に影響を及ぼすことについて   

地区の問題は以前からいろいろな形で議員からも質問があがっているのですが

わたしは

地区に加入しない人が増えていることが、今後の地区運営にどんな影響があるか

を、村の課題として考えてほしいという問題提起をしました。

 

将来的に、地区が成り立たなくなるような状況に、すでになりかかっているところも

出てきています。

村としては、いままでの取組以外でどんな対策を考えているかを聞きました。

 

総務課 現在地区未加入の対応については、村では未加入者の特定ができていない。住民基本台帳に記載されている加入地区と、各地区の加入者名簿に相違がある状態になっている。まずはこの登録内容との整合作業を進めていく。

新たに転入された方には、窓口で地区加入を勧めることとしている。昨年の取り組み当初から8割以上の方が地区や自主防災会への加入をしていただいている。

地区未加入問題は整合性の作業が終了する7月には把握ができるので、地区の加入についてあらためて区長、地区長や集落支援員と調整を図り進めていきたい。

 

ということでした。

未加入者が把握できていないことに驚いたのですが、

どうして把握作業を怠ってきたのか、不思議です。

それはおかしいでしょ?などと強く追求することもできましたが、

ようやくそれが良いことではないと気づき

現状把握をしているということを前向きに受け止めました。

 

単純に未加入者がいるから絶対に加入を勧めるということではなく

未加入者が多くなると何が問題になるのか?をちゃんと考えるということをする必要性があって、住民の不公平感をなくすような問題解決策を考えるべきだと思うが?

 

については、村長が答弁に立ちました。

 

村長 この問題は何度もここで答弁に立っている。30年前から変わらない問題で、正直困っている。条例制定のような強制力を働かせることはいいことではないと考えている。現状把握ということはあるが、未加入者がいる場合本当に困る人は誰なのか?ということから分析しないと進まない。本人なのか?地区なのか?区なのか?農協や寺などの役員か?行政としてはどうか?各組織、団体の中で何が困っているのか?から突き詰めていかないと解決しない。その辺の方法について検討していきたい。強い強制力を持って押さえつけるのではなくて、いままでの取り組み以外でどのような手を打てるのかというのがスタートだと思う。

行政も少しずつ仕掛けをしていく。

 

村長は、たぶん今までのやり方ではもうこれ以上、生産的な議論はできないし、問題の解消にはならないことが理解できているようでした。(こんな言い方はちょっと上から目線でしたかね)

任期で役職を決められているような区長や地区長が話し合っても、引き継いでいくことができないのです。継続的にこの問題に関わっていける検討組織がないといけないし、そういう仕組みを村が作っていかないといけないと思うという要望をして、

 

こちらはたぶん1年後に、

再度進捗を正していくような質問になると思います。

 

 

課題は不公平感の解消か。