議会広報委員として、

定例会開催やYouTube配信、

全員協議会が開かれるなどの議会情報をSNSで配信しています。

 

 

どうしたら村民が目を向ける議会運営ができるのか、

色々と試行錯誤の状況です。

先日も、今回の全員協議会の案内を作成しているときに、

「お勤めしていたり、学生さんだったりって、平日昼間は来れないよね・・・」

と思い(当たり前すぎてすみません)

文面にはそんな内容のことも書きました。

 

議会定例会というのが、村の議案を審議し事業を進めて行くうえでは年間の中で

大きな仕事でもありますし、こうした取り組みをみたいただくことが良いかと思うのですが

全員協議会での議員の審議風景は、

また違った感じで積極的に色々な意見が飛び交い

大変に見応えがあると感じています。

 

できれば傍聴に来ていただき、そんな様子も見ていただけたら

私たち朝日村議会も皆様の身近に感じられるようになるのかな。と思ったりしています。

 

ただ、傍聴に来ていただくことだけが

村民に開かれた議会というわけではなくて、

二元代表制という制度の中で議員として活動をしているので

村民の代表者であるという意味では、ある程度は我々議員に任せて頂いている

という認識が、議会と村民の間にあって良いと思っています。

 

地方自治法では、

2023年の改正で第89条に地方議会、議員の位置付けが明記されました。

・地方議会が自治体の重要な意思決定に関する事件を議決する存在である

・地方議員は住民の負託を受け誠実にその職を行う存在である

というのが改正点の内容です。

 

逆に、今まではこうした位置付けがなく不明瞭なままでした。

だから、ある人は名誉職として無償で働くべき存在である

ある人は職業政治家としての位置付け・・・と言ったように

地方議会、議員の位置付けがはっきりとしないまま放置されていたために

様々な誤解が生じ、

それぞれの人の解釈で地方議会というものを考えているのだと思います。

議員であっても、はっきりとした理解ができないまま議員活動をしている者もいると思います。

 

ちょっと小難しい理屈っぽい話になりましたが、

こうしてはっきりとした定義がされている以上、

私たち議員は、傍聴に人がいるいないに関わらず

常に村民、朝日村に対して気持ちを向けて仕事をしていかなくてはならない。

 

当たり前のことなのですが・・・

 

だから、平日の日中に全員協議会を開くことが

住民のためにならないわけではない。

というご理解もいただきたい。

 

けれども、なり手不足問題も含め、

今後こうした議会活動がいつ、どのようなタイミングで開催されていくのか。

ということも考えていかなくてはいけない。

議会だけの立場で考えると、たとえば夜間の開催や休日の開催などが

検討されることになりますが、

この点で注意しなくてはならないのが

執行部(行政)が相手の会議になると

職員の出席が必須。

こうしたことが、負担になるかもしれないということ、

休日や夜間開催の代休を、平日に取られたら

庁舎内はどうなるか?

ということも考えないといけません。

だから、他自治体でもこうした取り組みをしてみて、結果、続けることを断念するケースもあります。

だけど、ゼロではなくて、年に何度か取り組んでみるということもありですから、

これは勝手に私の頭の中でぐるぐる考えていることなので

今後、朝日村議会内でも検討されていくことになるものだと思っています。

 

この頃、長いですね。

つづく・・・