「議員有志の自校給食試食会」企画、今年度第2弾として訪れたのは
隣の山形村村立山形小学校です。
前庭の広さに圧倒されながら、正面玄関へ。
朝日小学校とは比べ物にならない規模感です。
お決まりの集合写真。
だんだんにぎやかな集まりになってきました。
こちらは今年赴任された栄養教諭の斉藤あゆみ先生。
ものすごい熱量を持っておられる!
「自校給食も、給食センターも、私たちの仕事は子供たちを元気に大きく育てること、
それこそが栄養教諭の仕事です!」というお言葉がとても印象的でした。
自校で提供できる良さもあれば、より良いものを求めるばかりにうまくいかないと感じることもあるし
センターだからと言ってその環境をあきらめていては子供のためにならないから
限られた環境の中で、どんな工夫で子供のための環境を確保するかに奔走するだろうという、
それぞれの立場で奔走する栄養教諭の方々の日々の姿を想像しました。
今日の献立はドライカレー、まぜっこサラダ、カラマンダリン、牛乳
どの食材、どのメニューにも思い入れがあり、食べながら感動。
柑橘系は暖かくなってくると甘みが強いものは傷みが早く提供しにくくなるが今回はたまたま無農薬の良いカラマンダリンが手に入った!
ドライカレーは先生のレシピに調理員さんのひと手間が入り、スパイスをふんだんに使っていてとても香りが良い。
山形小のまぜっこサラダは普段はレタスを多用しているが、昨日使ったばかりだから、今日は大根で!と押し通したというエピソード。
生き生きとしていて、決まりきった環境ではない、「生活感のあふれる現場」を思わせる給食室だろうな~
給食室の前には献立を紹介している黒板があって、
すべて給食委員さんが手書きで紹介しています。
本日の給食を運んでいくのを見届けるやいなや、明日の献立に書きかえていくのだそうで
とても手際が良い。
食材のマグネットも子供たちの手作りで、献立表と照らし合わせて並べていきます。
指差し確認が職人っぽくて…
色々な学校の給食を食べれば食べるほど、
どこもオリジナルの工夫があって、
大変すばらしいと感じています。
「子供たちを元気に大きく」するために
養護教諭から体の成長具合を聞き取り、そのクラスにあった量を提供できるようにしたい
家で食べているものとかけ離れてきている食環境の中で、どう食べればよいかわからない子供に寄り添いたい
アレルギーの対応のあるべき姿を考える姿勢
保護者のみなさん、
子供たちは、愛情たっぷりの給食で、おなかを満たしていますよ!
って言いたくなりました。
実家の菩提寺で数年間取組んでいた夏の宿泊イベント
「小学生の時に小坊主わんぱく修行」なるものに参加したときに
~一粒の米にも万人の力が加わっております
一滴の水にも天地のめぐみがこもっています
ありがたくいただきましょう~
と言って食事の前にご挨拶をしたのが、いまだに忘れられないのですが、
給食ひとつをとっても、収穫するまでにたくさんの手が加わり
調理する間にもまた新たな手が加わって子供たちの口に入ります
たくさんの人たちの力が、給食には込められているのだな~。
と再確認できました。