朝日村は自校給食として長い間子供たちの体の成長と健康を支えています。
私もずっと、自校給食で育ち、美味しゅう給食で大きくなりました。
そして、我が家の子供たちも…
だから、自校給食っていうのが当たり前で、地元の食材で給食が食べられるのも当たり前のように思ってきました。
お隣の松本市では、給食センターの統合が問題になっていて、
大型化する給食センターでは、給食の自由度が低下する。
食材の調達の幅も狭まる…等々、いろいろなことが懸念されていて
そんな中、自校で給食を賄っている学校へ試食に行きたい!
という神津ゆかり議員の思いから「議員有志の自校給食試食会」なる会ができました。
そんなご縁で、去年は朝日小学校を皮切りに、
鉢盛中学校でも試食会を行い
自校給食だけを試食していても良さがわからない!センター給食も食べてみたい!
という私の希望で、今年も神津議員がコーディネートしてくださり
試食の旅が続いています。
今回は、松本市四賀地区のセンター給食。
とはいうけれど、
合併後に新設されたセンターは、小学校に併設されていて
給食室も広く、器機も新しい。
そして、215食を供給するという、数のうえではどちらかというと負担が少なくて
融通も利く環境だと感じました。
温かいもの、冷たいものがそんなに時間をおかずに供給される。
ありがたいです。
よーく見ると、味噌汁の中のジャガイモは皮付きです!!
その日の食材を見て、皮つきで提供できる状態ならできるだけ皮付きのまま調理するとのこと。
そうした決断力も、必要な中、
教室へもきめ細かく回ることができ、栄養教諭が食育指導できる。
食育って簡単にいうけど、
本当に大事なことだってこと、どれだけの人が理解しているのでしょう。
この給食センターならではかなと思ったのは、
野菜をできるだけ包丁で切ること。
動画を見せていただきましたが、その速さと言ったら神業です☆
素材の味が堪能できる、美味しい給食だと感じたのは
野菜のカットにあるのかもしれませんね。
そして、調味料にもこだわりがあって、しょうゆは松本市内で醸造されたものだそう。
大豆の力が強い、豆をしっかり使っている醤油だそうです。
手間暇をかけるということは簡単なようでいて、難しい。
できるようでできない。
この四賀の給食センターは、
センターだけど、できることがいっぱいあって恵まれた環境だと感じました。
先輩議員と参加しましたが、
「おいしい給食だったね」と何度もうなずきあって、感心しあって帰りました。