令和5年度朝日村の子供の居場所づくり事業として始まった「カレー大作戦」
全10回の大作戦を終え、本日作戦会議&交流会がありました。
小さなおかずのお弁当も提案材料として本日提供があり、にぎやかに行われました。
社協さんから今年度の実績報告があり、
来年度への提案があり、
村長も、教育長も異口同音に「朝日村にマッチしたイベントになった」
とおっしゃっていた通り、この波が次へと続くという手ごたえのある行事になりそうな気がしています。
来年度への変更点や新たな提案、継続していくもの等々の説明の中で、
いろんなアイデアが詰まっていて、とても魅力的ではあった反面、
どんどん発展していくことで、先細りにならないかという不安を感じました。
いやいや、真面目なはなし。
カレー大作戦としては一本筋を通して、定着していく持続可能な行事となってほしいのです。
そこから、蕎麦が派生したり、
ピクニック弁当が派生したり、
パンになるかもしれないし、もっと別のものになるかもしれないし、
新たな、別の企画が生まれて育って行くので良いのかと思うのです。
普段使いのものになってほしいと思うのです。
月に一回、朝日村カレーの日ってのがあって、
あ、そうだ、明日はカレーの日だからみんなで食べに行こう!ってなればいいんだと。
もしかすると、並んでも食べられないかもしれないから、カレーならうちで作っちゃう??
っていうのでもいいと思うんです。
何か、誰かの生活の中のアクションのきっかけになるってことが、
私はこの取組の大きな目的の一つなのではないかと思います。
新たなものが始まるのも、ワクワクするし、とても楽しみが膨らんで期待感が高まるけど
いつものカレーが食べられる日が、月に一度あるっていう安心感というのが、
もしかしたら「子供の居場所づくり事業」としてもふさわしいのかもしれない。
毎日提供できるものではないけど、
定期開催で必ず次が来る安心感。
エネルギーがある人たちの集まりだから、
どんどん新しいものを考える勢いもあるけど、
人が入れ替わっても続いていくものにならないと、
やっぱりつまらなくなっちゃうから。
今日の作り手の方の感想にもあったように、
「190gのご飯の計量に入った±5gの厳しいチェック(それやってたの私です)をクリアできるように
来年は目分量でやって見せます!」という目標設定でいいんじゃないか。
カレーに飽きたという声もありましたが、
日本の食文化として定着しているカレーは、
今まで日本人が飽きずに食べ続けているから残っているのですから。
愛されているんです。
まずは一年。無事に10回終えたことが本当によかったです。
そして、実績報告にもありましたが、
後半になればなるほど、若い世代の姿が多くなっていったような気がして
とても明るい気持ちになりました。
広がりと定着、一定の効果があったのだと思いたい。
来年度のカレー大作戦も、盛り上がっていきますよ!