定例会期中に行われた当委員会では

先日の行政との意見交換会のテーマであった

「降雪時の通学路の除雪について」

についての今後の対応を話し合いました。

優秀な議会事務局長の会議録メモをもとに(社文委員長も加筆、これがとってもわかりやすくてよかった!)

何を話し合い、今後にどう取り上げていくのか

問題となっている部分のブラッシュアップについて検討されました。

 

懇談という形であったために、当局の今後の対応については

特に答を求めるということがなかったため、今回の内容をまとめ

 

①降雪時の通学路の現状把握をすること

…雪がない時に通学路点検してもだめだよね、3現主義でしょ~

 

②告知放送の利用により村民の意識づけができるか

…雪が降るから余裕がある人は通学路の雪かきお願いね~的なもの

 

③シーズンに入る前に行う除雪会議での関係者の話し合いを充実させること

…区長会ももちろん、当事者がどう考え何をしていくのがベストな対応なのか、ちゃんと話あってね

 

④多角的視点から、除雪ありきではない通学路の安全確保、又は安全に通学ができるシステム構築の可能性を検討

…周回バスの手配、登下校時間の工夫、ほかの対策も含め検討してよね~ここは発想力

 

という4つの要望を当局に提出、それぞれについて書面で回答をいただくということになりました。

 

村は(教育委員会は?担当課は?)、こうした要望に対し書面での回答をすることに少し拒否感があると感じました。

今回のように、懇談会から上がったある意見や提案をもとに所管の委員会に付託され

話し合いがされたことについては、意見や要望は議会から出したとしても、議会の中で完結しておくれよ。

という印象が強く感じられたのですが…

 

社文として取り上げた理由は、

「議員一人ひとりが一般質問をして解決できるものではなさそうだ。よって、所管の社文で当局を交えて懇談の場を設けるべきではないか」という議員全員一致の思いがあったからなのです。

 

「少数意見を聞きすぎることによる多数意見の危機」については我々議員が最も気をつけなければならないことの一つだと思います。

しかし、今回の事案については、聞き取りや現地の状況を見ると、やはり放置してはならない問題であり、

このことは、長い間ずっと住民の間からも問題視されてきていたものだということが分かったため、議会全体の要望としてあげ、来年度の対応について当局からの回答をしっかりと要求することが必要ではないか?

ということが委員全員の共通した意見でした。

 

とにかく、子供たちが安全に登下校できる環境をどう作っていくか

このたびの3回目の降雪によって道路わきに寄せられた雪のカタマリに乗って渡り歩く子供を見て

ハラハラするという議員の目撃証言(笑)

時を同じくしてまったく同意見を私も村民の方から頂き、思っていることはみんな一緒だということを確認しました。

 

先にも述べたように、

少数意見の~については、

こと、現朝日村議会内において問題と思われることがいくつも見受けられ

それにより、行政が混乱するという状況を何度か起こしています。

議員の権利を強く主張するために、行政が答えざるを得ない状況が生まれています。

何度も同じ説明をしても、少数意見を通したいがために執拗に当局に説明や回答を求めて行く行為。。。

まるでストーカー

実際に朝日村議会内で起こっているから、本当に大事なものを検討してほしいというときに

相手に拒まれてしまうという状況を作っているのだということを実感しました。

 

それでも何でも、この件については冷静に対応し

きちんとした要望として当局に理解してもらうよう粘り強く取り組んでいかなくてはならないことだと思います。