2月14日に行われた村民のみなさんとの懇談会において

「議会として緊急的に検討すべき案件」として

降雪時の通学路の除雪についてを付託されました。

そして、翌週21日に社会文教委員会を開催、教育長、教育次長、保育園長、建設環境課長の出席のもと

降雪時、通学路の除雪をどうしていくかについて話し合いをしました。

 

行政としては

「通学路はPTAの分担」としていて

通学路の除雪ができていないけど、どうして?という村民からの質問や

小学生が通学時に車道にはみ出してしまって危ないから雪を掻いて!といった意見も

ほとんど「分担だから」という理由で対応ができていなかったのが通常の対応でした。

 

私も、子供たちが小学校、中学校へ通っているときには

PTAの分担とされる通学路の除雪をしましたが…

現実は、平日に雪が降っても除雪対応できる保護者が村内にいるわけもなく、

挙げ句、苦肉の策として

「10センチ(だったと思います)以上の降雪があった場合は

土日に保護者が通学路の除雪をしましょう」というなんかちょっと意味の分からない妥協策で

保護者も除雪に関わった風~でことを済ませていた節がありました。

 

しかも、分担の通学路の範囲が広範囲で

小学生はこの道通らないよねっ!っていう場所まで担当したりして

とはいえ、中学生になれば通るのだから協力せねばという思いで除雪をしたり、

別の地区では人がいないから!っていうことで

私たちの地区の子供たちも、その通学路を通るのだし、助っ人に行こう!ということで

ものすごく遠くまで雪かきをもってひたすら雪を掻き続けて進んでいったり…

 

そんな、「納得のいかない」除雪システムを長い間継承してきたわけです。

 

やらないの?

分担してます…

のエンドレスで何も変わらない現状を、打開できるわけではないのですが

この懇談会から上がった声は、

大きなものでした。

 

「年に1度か2度、たったそれだけの降雪に災害級の危険があるのに、どうして対応しないんだ?」

 

おっしゃる通り。

何の反論もできません。

なぜ、私たちはその声を伝えてこなかったのか…

恥ずかしい思いでした。

知っていたのに。わかっていたのに…

 

懇談会では、

議員からもいろいろな打開策(案)が出ました。

とはいえ、まずは実態把握

そして、そのための方法を考えていくために委員会付託として

できるだけ早く行政との懇談の機会を作り、検討していくということになったのです。

~後編に続く