長年やりたいと思っていた味噌づくに申し込み
初めて作業所での味噌づくりに参加してきました。
発酵のチカラに魅力を感じ
数年前から甘酒を自作して毎日飲んでいました。
味噌は、自宅の鍋でできるだけ少しだけの自家製味噌でおままごとのように
楽しむ程度でした。
3日間にわたる作業。
私は冬季にスケート教室の仕事があるため、どうしても全部の日程に
参加することができません。
役場の担当に相談し、1日目と3日目の参加で申し込みをしました。
前日からの準備は、精白米を洗い、水を切っておくこと。
麹にするので、しっかりと濁り水が出なくなるまで洗うのと
水きりを十分に行うことがポイントだそうで、洗う時間と水切りの時間が決まっています。
全員のお米を集めて、蒸し器に入れます。
↓の状態で蒸します。
そして、お豆を洗って浸す。
初日は蒸しあがった米に麹菌を着けて発酵器に入れる作業です。
アツアツのコメを上げ
40度以下に冷まします。ここはスピード勝負。
帆布を敷いた台の上でたくさんの手がコメの冷却作業をしました。
作業になると、雑菌を入れないようにするために撮影ができなかったので
画像はありません。
これが出来上がった麹。
ふわりといい匂いです。
2日目はお休みしましたが、前日に浸した豆を煮ていく作業。
出てきた灰汁をこまめに救い、柔らかくなるまで煮ていきます。
そして、機械にかけて豆を挽きます。
ここまでが2日目の作業。
そして、最終日。
つぶした豆の全量と、出来上がった麹の全量を足し、
塩分量の計算をします。
本当は減塩で行きたいのですが、保存の問題もあるので
ここでの味噌づくりは12%の塩分濃度での計算です。
麹と塩と、豆を撹拌機にかけ、出来上がったものをおにぎり上にして
個々に持ち帰る樽へ叩きつけながら入れていきます。
そして、上を滑らかにしてラップをして終了。
この味噌は、秋口には食べられるようになるそうですが、
一年気長に待ち、来年の味噌づくりの際に持参して二度挽きすると
味噌カスのない、滑らかな味噌になるのだそうです。
初めての参加だったので、食べられるようになったらすぐにでも!
と思いましたが、
一年待って、二度挽きしたものをいただこうと思います。
とても楽しい作業でした。
しかし、参加したみなさんの手の早いこと!!
話ながらもどんどん作業が進んでいきます。
そして、いろんな情報もあちこちで飛び交い、
私は「どっから味噌」なる、麹味噌の作り方のレシピをゲットしました☆
夏に挑戦してみようと思います。