2026/6/10 6月定例会一般質問を終えて 公民館周辺複合化施設整備について
本日の一般質問では、公民館周辺複合化施設整備の今後の進め方について質問しました。この計画は、財政面などを理由に一時休止となっています。今回、私が大切にしたかったのは、休止期間をどう使うのかという視点です。これまで、検討委員会での議論や、委託による調査・計画づくりなど、予算をかけて進めてきた経過があります。「成果物」はありますが、全面的に今後も活用できるものではないと思っています。ただ、これをはっきりと当局に言うわけにもいかない、具体的な提案も数あれど、それも今がタイミングじゃない。休止となった今すべきこと、優先にしてほしいことは、これまで積み上げてきた資料や議論を見直し、何が整理され、何が不足しているのかを確認することです。実務の部分で、適切が体制づくりができていない気がしています。また、住民のみなさんに現状を知らせ、意見を聞いていくことが大切です。複合化施設の計画については、まだ十分に知られていない部分がたくさんあります。何を建てるかを示す前に、今ある施設にどんな課題があるのか、なぜ複合化の議論が始まったのか、そしてなぜ休止となったのかを共有することが、これからの土台になると思います。答弁では、住民に説明し、話し合いの過程を踏んでいくという趣旨の言葉がありました。大切な確認ができたと思います。一方で、今後の進め方には引き続き課題もあります。この事業は、公民館や図書館、放課後児童クラブ(子育て支援センター)などに関わるため、所管課の教育委員会の役割はとても大きいものです。でも、内容を広く見れば、子育て、福祉、健康づくり、産業振興、防災、公共施設全体のあり方にもつながる、村全体の政策課題でもあります。そのため、関係する課が横断的に関わり、村として整理していく体制が必要だと感じています。これは絶対です。村民が自分事として考える段階にないのは、行政が自分事として考えることができないからだと思います。この数年、村内では小さな事業者や新しい活動の場が少しずつ増えています。そうした動きは、村のにぎわいや村おこしの機運にもつながる大切な資源です。空き家、既存施設、地域の人の力、すでに始まっている活動。そうした村の中にある資源をどう生かしていくかという視点も、新たに取り入れなくてはならない考え方です。この村に、複合化施設という名前の建物が本当に必要か、何のために必要か、賛成、反対いろんな意見を総合的に考えていった結果、進めるべきことです。財源が見えたから進めるのではなく、住民にとって何が必要で、村にある資源をどう生かせるのかを丁寧に整理したうえで、必要な財源を活用する。その順番を大切にしてほしい。今回の質問は、そのことを確認するための質問でした。