太陽に、あちらの世界の意識が戻り宿ることで、

 

太陽は、人間の横入りを全て弾き飛ばし、

 

生命を育むあたたかな陽光を、

 

大地が用意したすべての卵に注ぎます。

 

 

 

 

 

 

生命の光が、正しく復活したことで、

 

生命の死も、正しく復活します。

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽が生命を育てる育光を放つならば、

 

太陽にその力があるならば、

 

死に至るための力も、同じくそこに戻されます。

 

水には、死に至る流れと、死を刈り取る力があります。

 

 

 

 

 

 

全ては、大きな大きな、ひとつの輪っかのなかにあります。

 

 

 

 

 

 

 

生命が生まれ育まれるならば、

 

死も同じく、死ぬための流れがそこに生まれます。

 

 

 

 

 

生と死、矢印の方向は相反するものだとしても、

 

それが一つの輪っかとしてつながっている限り、

 

同じ力量と流れで、その両者は動きます。

 

 

 

 

 

 

生が育まれるなら、

 

死も育まれます。

 

 

 

 

生が育まれる期間があるならば、

 

死が育まれる期間もあります。

 

 

 

 

 

太陽は陽光で生の育みをし、生命を押し上げます。

 

水は腐敗を進め、死に至る流れを押し上げます。

 

 

 

 

 

 

私たちの世界は、この箱庭の中で、

 

生と死が同時に育まれている状態であり、

 

全ての循環として私たちはそこの中に属しています。

 

 

 

 

 

 

 

水は正しく、私たち人間に死の流れを与えます。

 

刈り取る生命に死の流れを与え、死を育みます。

 

 

 

 

 

 

水のエレメントは、地の栄養として滋養として

 

私たちの母乳としてまずは目覚めましたが、

 

太陽がその育みの意識を目覚めさせたことで、

 

死の目覚めも、同時に引き起こしました。

 

 

 

 

これは人間にとって、とても恐ろしいものとして悲しいものとして、

 

映ってしまうことでしょう。

 

 

 

 

 

 

ですが、全ては繋がっています。

 

輪廻転生の繰り返しという浅はかな輪ではなく、

 

もっと大きな、全体の輪としての死を迎えることは、

 

今の私たちには未知なるものとしてあります。

 

 

 

 

 

 

死に至る水は、人間の意識を1ミリも持っていません。

 

 

 

 

 

そこには世界の意識から分与された、

 

死に至る水の意識が乗っているだけであります。

 

 

 

私たちは、それを通して、

 

天地から育まれる死を、受け取ることとなります。

 

 

 

死に意味はなくなり、

 

生命の終わりを、ただただ、

 

告げる水音だけが響くことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

mie.

 
 
 
 
 
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・あたらしい世界の始まり。

 日本の波動落ちから、能力の喪失、

 元の人間に戻るためのプロセス。

 

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