もともと、女は固定の資産を持つことができます。
女の肉体が、地と同期することでそれは可能です。
資産は地の穴に落とされ固定され、
そして地の動きと同じくして、
資産は育ち、大きくなっていき、女の懐に帰っていきます。
ですが今の今まで、女は貯めることができませんでした。
全ての労働の対価は見えなくされ、
男のためにと奉仕と吸い尽くされました。
家系の資産を引き継ぐこともありません。
生まれた家、生まれた土地から引き離され、
男の家系に中途に組み込まれ、
そこに自分の資産を寄付し、
男はその資産を食い潰し、
そしてそれが男の家系として、
次の資産として引き継がれます。
この女の資産を元に、男は富を得ます。
家の大黒柱から離れない距離で外に流れます。
男の本来の資産は自分のためにあります。
だから、女の資産も、自分のためにあると思います。
男はお金を社会に流すことで増やそうとします。
天地との同期で自分の仕事を確実にすることが、
男の同期としてありましたが、
母屋を乗っ取った時点で、母屋に入ったことで、
自立と成熟を手放し、男は世話が必要な子供にかえります。
子供のようなわがままで、男は男を振います。
この時、天地との同期ではなく、
男が母屋で得するための社会を作ることが優先されます。
共同体、村、町として、あらゆる労働と家庭の仕組みが作られます。
今、この社会は全て、女の資産を食い潰した男が、
子供のようなわがままで作り上げたものであります。
男の資産は貯めることはできません。
流れることで動くことで増やすことはできますが、
その基盤は大地でなく、社会です。
男は、本来の大地を使わず、
この作られた社会を大地の代価品として使っています。
この社会は、男が大地の代わりに作り上げた、
歪でかたよった合成された大地であります。
この合成された大地は、人間の肉体を元にしています。
特に、大地と同期がされなくなった女の肉体は、
大地の代価として、ピッタリであります。
生命を育み、循環されるものとして、
女の肉体は、男の社会の大地とされ、
男はそこに同期していきました。
本来、同期は並列で行われ、
どちらかが優位に立つことはありません。
ですが、太陽の男としての主導の力が男にはあります。
男は女の肉体と同期することで、
深く女の肉体を支配できる、上位としての権利を得ます。
女は男の大地として、栄養を与える存在とし、
生命の循環としてあらゆる循環を男に与え、
そして、男の足元に踏みしだかれます。
女の資産も生命もすべて、
自分の肉体に土足で乗り上げている、
男にすべていいように使われるのです。
男が女の肉体に同期することで、
男は女の大地を使う権利が生まれ、その土地の権利者となります。
男は女の肉体を糧にして、寄生し、そこに母屋を建てるのです。
これが、今の社会の婚姻となります。
婚姻は、男の同期です。
婚姻した後に、男の態度が急変するのは、
土地を得て自分の力が格段に上がったからです。
好きに使うことのできる養分を得たことによる、
エネルギーハイな状態となります。
そして男は女の肉体を骸にさせながら、
すくすくと自分を太らせていきます。
男に足で踏まれ続け押さえつけられている女は、
そこから逃げ出すことができません。
そこから同期を切ることは、ものすごく力がいることとなります。
運良く切れたとしても、男は踏みつけた大地に居座ろうとします。
そして、それを大地として許している社会ある限り、
本当の意味でそこから脱却することはできません。
。。。
女の肉体は、常に、男を育て繁栄させるための、
大地の代わりとして男に捧げられてきました。
それが社会として、男が自分たちの大地として作り上げてきました。
本来の女性の資産、循環、繁栄、豊かさは全て、
寄生した男の養分として枯渇していきます。
女性の肉体は、大地ではありません。
一つの人間として、限りある生命の動物でしかありません。
女の肉体がどんなにかず多くあったとしても、
その生命の器には限りがあります。
今、太陽の男がその主導の力をなくしたことで、
上から押さえつけられる踏みつけの力を失いました。
その足を払うことが、女はできるようになりました。
肉体に寄生していた男を、跳ね除けることができます。
女はもう男の吸い上げには関与しません。
そして、天地に力の主軸が戻った今、
偽りの大地である社会はその醜い姿をあらわし、
私たちに違うという認識を与えます。
そして私たちは今まで見失っていた天地、
本来の同期先を見つけることができます。
女はその肉体を男ではなく、地に同期させることで、
肉体を生かすことのできる、大きな流れを得ることができます。
本来の資産、本来の滋養、本来の育成、本来の女。
その全てを、取り戻すことができます。
枯渇されていたものは、地の同期を得ることで、
どんどんと滋養を得て膨らみ肥えることができ、
私たちは全ての健康である状態を取り戻すことができます。
男は、女の母屋から追い出されます。
大黒柱としてではなく、自立し成熟した大人になるよう、
固定されない、土地を流れるものとなります。
その中で、彼らが天地と自分の職と同期がなされる場合もあることでしょう。
ですがそれは、自立した男が得ることのできるものであります。
そこに女の関与は一切ありません。
男は女に同期はされませんが、
大地を通して、いつも女を感じることができます。
そして女を通して、大地を感じることができます。
女は、自立している男が同期しているものを感じ、
男は、女の同期しているものを感じ、
男と女はお互いを感じながらも、
同期されている大地やエレメントも同時に混じり合うことができ、
人間の中で、天地が混じることが可能となります。
そしてこの混じり合いが、世界に新たな色彩を放ち、
私たちのあらゆるものを、彩りにかえるのです。
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・あたらしい世界の始まり。
日本の波動落ちから、能力の喪失、
元の人間に戻るためのプロセス。
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