こんにちは!
いつも読んでくださりありがとうございます❣️
日替わりでお届けします。
助産師 おなつです
土曜担当してます!
皆さんよろしくお願いします![]()
2025.8.9
長崎県生まれの私にとって
毎年この日は、
幼い頃から原爆について考える日です🌱
と言うことで、
本日は「生かされている意味」を
思い返す日となりますように💫
先週のblog記事はこちら↓↓

命は生かされている
1945年本日11時02分
長崎県浦上に原子原爆が投下された時間です。
あなたはどんな日を送っていますか?
何を感じてますか?
今は亡き
私の祖父から聞いたお話
まだ幼かった祖父が野原で遊んでいた時。
「原爆が投下されたのをこの目で見た。
あの光を忘れられない。」
そう話していました。
祖母は幼いながらに
救護所へ手伝いへ出向き救護へ🏥
そのため祖母は
原爆手帳(被爆者健康手帳)を
持っています。
原爆手帳とは?
広島・長崎の被爆者の
健康、生活を守るための制度として、
被爆者援助法に基づいて行われるサービスです。
【 対象となる方 】
🌱原爆投下時に爆心地周辺にいた方
🌱投下後、被爆地域にへ入った方
🌱救護や捜索などで被爆地域に入った方
🌱胎内被爆者
(母親が妊娠中に被爆した際、胎児であった方)
祖母は、
この救護で被爆地域にいった方に
当たります。
【 主な支援 】
🌱医療費の自己負担なし
🌱健康診断の無料実施など
祖母は今でも病院の受診は、
負担も少なく利用しております。
当時の出産の現場は?
原爆で多くの病院、診療所が
全壊・焼失。
医者や助産師、看護師も被爆だけでなく、
絶え間なく続く救護に疲弊![]()
困窮した生活のストレスが続き、
診療が継続できない施設が多かった
と言います。
被爆した妊婦さん
💭栄養失調
💭避難生活によるストレスで流産・早産
💭放射線による障がい
💭被爆後誕生した赤ちゃんは、
低出生体重児、先天性の障がいを持つ子も
出産環境の崩壊!!
衛生材料は焼失
消毒用アルコール、清潔物品の不足
→産後の感染症(産褥熱)、赤ちゃんの感染症も多く、
産後すぐに亡くなる母親たち。
避難先での出産
→防空壕や田畑の中、仮説小屋での出産
助産師の役割は?
🌱地域で最前線の命の守り手
🌱医療器具、布を煮沸消毒して清潔に準備
🌱薬の代わりに民間療法を使う
🌱被爆地の妊娠婦ケアに伴走
現代では考えづらい環境での出産。
祖母は出産医療もままならない中
産後の代償として、
今でも自力では尿を出せません![]()
それでも粘り強く、
自己導尿を70年以上続けています。
辛い、しんどいなど
何も言わずにこやかに笑う祖母。
自分と同じ30代の頃は、
想像できない程の痛みや憎しみ、不満も
もっと強かったと思います。
悲しかっただろうなと
感じます。
この壮絶な環境の中で、
紡がれた命の先に、今の私が居る。
この日を迎え歴史を振り返り、
今の自分の立ち位置を見つめ直した時に
「命は生かされている」と感じてます![]()
もし爆心地近くに祖父母がいたら、、、
祖母が産後、命が途絶えていたら、、、
きっと今の自分は存在していない。
この日になると、
必ずどこに居ても黙祷。
引き継がれた命の尊さを
もう一度感じ取る時間にしています![]()
戦後を知る機会に
おすすめの映画を🌱
🎥『長崎―閃光の影で』
原爆直後の長崎で、
看護学生たちが救護活動に伴走する姿を
描いた映画です。
私は母親とともに
映画館で見に行ってきました![]()
久しぶりに泣きました![]()
衝撃的なシーンもあるため
苦手な方は、視聴は無理せずに![]()
ではでは引き続き、
助産師blogをお楽しみに![]()
さいごに
私の助産師人生で
リアルな現場をみて感じた想いを綴った書籍
をご紹介させて頂きます🌱
📚『妊活本』のご紹介
2024年6月初版
Amazon Kindle本リリース
読者評価 星4.5 をいただきました![]()
リンクはこちらから![]()
今日も1日
最後まで読んで頂きありがとうございます![]()
助産師7人と産婦人科医1人で毎日発信❣️
明日の担当は
あゆみちゃん![]()
本場のインドで学んだ
ヨガインストラクターさんです🧘
分かりやすくセルフケアを
ご紹介されているので
ぜひブログcheck!!
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