アメリカ大学をアメリカ高校から受験する場合、

 

大まかに分けて

 

・Early Decision(合格したら必ず入学、単願に近い)

・Early Action (早めに願書を提出、幾つでも願書は出せる)

・Rolling Enrollment (一般)

 

の3つに分かれます。

 

今回はEarly Decisionについて。

 

 

我が家は2人ともEarly Actionだったので、EDecisionには詳しくないんだけど、認識としては、EDecisionで合格したらよっぽどのことがない限り絶対入学です。

 

 

そして最近話題になってるのが、

 

Early Decisionで合格させた学生が、約束を破ってその大学に入学しなかったから、出身高校からのE Decision枠での願書を1年受け付けません

 

って話。

 

今のところ、ニューヨーク・ポストと幾つかの大学受験コラムに書かれてるだけなので

 

ソースが少ないんだけど、少なくとも名指しされた高校が認めてるので本当の話かなと思います。

 

 

最低限のルールなのでもう1回言うけど笑、

 

Early Decisionは、「大学に合格したら必ず入学します」という約束のもと願書を提出する

 

その分、合格する確率も一般よりは上がるので合格率の低い大学に入学したい場合、受験のストレスから早く解放されたい学生には有利な受験です。

 

ただし、大学からの奨学金のオファーが幾ら貰えるか分からないけど入学は決めることになるので比較的裕福な家庭や奨学金が貰える自信がある優秀な学生じゃないとキツイと思う。

 

辞退できる唯一の理由は経済的なこと。とにかく払えそうにないという高い学費しか提示されなかったら、受験者はあらゆる書類を提出して大学側に認められれば辞退はできます。

 

 

よく大学受験のコラムを読み漁ってると、「法律的になんの縛りもないんだから嫌だったら入学する必要はない」って言ってるコラムニストがいるんだけど、

 

確かに辞退したからって逮捕されるわけじゃないし訴えられるわけでもない。

 

でもこれは法律の問題じゃなくて倫理の問題。約束したんだから守ってよねって話。

 

軽い気持ちでEarly Decisionで願書出してみたけど、行かなかったら誰かが責任を取ることもあり得るのです。↑の場合は、辞退した子の翌年の子がEarly Decision枠で願書を出せなくなったということ。

 

 

今回、話が明るみになったからざわついてるけど、本当は前々からこういう罰みたいなのはあったんじゃないかな、高校側に注意が出された事例もあるんじゃないかな〜って思うんですよね。

 

というのも、うちの息子の友だちがEarly Decisionの願書でカウンセラーのサインが必要だったけど、カウンセラーがサインをしてくれなかったっていう事があって。

 

その時は謎だったけど、↑みたいに辞退した子が過去にいて、大学側から嫌われてたのかなって。

 

Early Decisionで狙う人はこういうことも踏まえて慎重に出したほうが良いかもですね。

 

ちなみにEarly Decisionで出せる大学は1つですが、Early Actionは幾つでも出せるので、不合格だった場合を想定しての併願はできます。

 

一応、最新情報はご自身で確認してくださいね〜